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女系天皇容認論

2016年08月26日 17時29分18秒 | その他
 二階幹事長が女性天皇容認論について発言したらしい。この人物は確固たる信念に基づくと言うより、現実を踏まえた発言をする人と思いますが、これを聞いた伝統を重んじる一部の人達は恐らくカンカンであろうと思います。

 皇室典範では男系男子が継ぐ事となっていますので、法改正しないと実現しません。この男系男子と言う言い方はあまり一般的ではありませんが、天皇家の男性の血筋を引く男子と言う意味との事です。

 ここで失礼ながら分かりやすい例を挙げると愛子様は男系女子なので、仮に愛子様が継ぐのは大昔の女性天皇と同じ男系女子と言うお立場になり、古い伝統を重んじる人にとっても、皇室典範を別にすればその一代に限って言えば問題の無い男系女性天皇と考えられるらしい。

 しかし愛子様がご結婚されて生まれたお子さんは男子であっても女子であっても女系になるので、古い伝統を重んじる人には絶対に認められない女系天皇が誕生する事になります。

 血統を継ぐのは男性のみであると言うのが伝統的な考え方が底流にありそうな気がします。武家や一般の家でもそのような考えが有りました。腹は借り物なんて言う言い方が有ったくらいで、正妻はともかく子どもを産むだけの女性の家柄や身分はあまり問わなかったらしい。

 現状の皇室を見ると皇太子殿下の次世代に相当する男子は、今年9月で10歳になられる悠仁親王お一人なので、継ぐべき人が少ないのは事実。将来の事は分かりませんが、さらに次の世代については今のところ該当者が居ません。

 万一該当者が居ないと分かったときは、皇族の範囲を広げて現在皇族ではないが遠縁に当たる人を探すのも一法ではありますが、探し当てた人について憲法の定める「国民の総意に基く」が成り立つかどうか、私はとても疑問に思います。つまりは反対。

 それより、ご誕生から折に触れて動静が報道され、国民との接触もある現皇室の女性が継ぐ事を考えたらと言うのが二階流の考えになりますが、次の世代は女系天皇になる事を認める事にもなりますので、反対派をどう説得するか。下手をするとテロに発展する可能性もあり得ます。

 外国人がどう思うかを考える必要は無いと思いますが、皇室を安定に存続させるべきか、成り行きに任せるかは国民も考えるべき事と思います。


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