1/5感染者数

東京都の日々新たな感染者数を感染源で割った割合は、1月4日(火)が0.478、5日(水)が1.164でした。

ワタクシ流の計算による「割合」の今までの最大値は昨年7月29日(木)の0.357でしたから、昨日4日(火)、今日5日(水)の割合の数字はとてつもなく大きいもので、特に今日の1.164は感染源335人から感染者数390人が生じた事になります。10倍すれば実効再生産数とみなすと恐ろしい事になるので、しばらくやめておきましょう。

日々の感染者数が急増しているので、今まさに感染中の人、言い換えれば感染源となり得る人数も急増していて、今日の割合が仮に維持されるなら、二週間後の1月19日(水)の感染者数は1,470人と予想されます。1月中に東京都民などを対象に何らかの行動制限を行なう可能性が高くなって来ました。

昨年の1月7日(水)には感染者数が2,520人と発表され驚きましたが、年末年始の人々の活動と言う季節的な要因そのものは規模の違いこそあれ同様と思います。従ってここしばらくの感染者数は多くなるものの、実はピークに差しかかっている可能性もありそうです。とすれば、1月下旬以降、感染者数が減少して行くと言う事ですが、はかない夢に終わったら怖い事です。

沖縄、山口の米軍基地の米国人の感染が基地の外に影響を与えたのではないかと報道されています。米国の日々の感染者数は100万人を超えたそうで、米国の人口は日本の人口の約2.6倍である事を考慮しても多いですね。日米間で、人どうしの接触のしかたやマスク着用率などが違うからなのでしょう。

米軍基地は沖縄、山口以外の都県にも有りますので、三沢基地や横田基地、横須賀や佐世保の海軍基地の米国人が基地の外に影響を与えている可能性も有り得ますが、今のところ大きな議論になっていないようです。


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