黙って歩く花見

3月21日(月)でまん延防止措置は終了し、東京都は3月22日から4月24日までをリバウンド警戒期間と決めています。コロナの感染拡大の心配が無くなったので、まん延防止措置を終了した、ではない事を認めています。

確かに新年度を迎えるこの時期、相変わらず飲食店の営業時間や入店する人数を相変わらず制限していれば行政は支持を失いますよね。でも年度替わりで人事異動に伴う歓送迎会、酒を飲む口実には打って付けの花見も有りますから、専門家でなくても怖いですね。

ところで感染者数の減少がいかにも遅い。

昨年夏の週平均の感染者数、最も多いのは8月15日(日)～21日(土)の4719．0人、この数字にも驚かされましたが、3週間後の9月5日(日)～11日(土)には1496.3人と半分以下になりました。

しかし、今年になってから週平均の感染者数が最も多かったのは1月30日(日)～2月5日(土)の17893.7人、その半分以下になったのは5週間後の3月6日(日)～12日(日)で8874.1人です。

最新の3月20日（日）～26日(土)の週平均の感染者数は6274.9人、減って来たとは言え、いまだ昨年夏の最も多かった時期よりも3割以上多い数字です。（念のため発表数字のその後の訂正は必ずしも反映されていません。）

あくまで素人の想像ですが、感染者数が大きかったため感染してから一定期間を経過するまでに他人にうつす可能性のある人（＝感染源）が多いからと思います。感染後2週間経過するまでの間の人をカウントしてみると、今日の段階の東京都の場合には140,152人居ます。

感染源から感染者が生じる割合はここ最近0.05前後と小さいのですが、感染源が小さくならない限り、感染者数はなかなか減りません。ほぼ1週間後の4月1日の感染者数は6,000人を割るかどうかでしょうか。

コロナ以前の生活に戻そうとするのは危険で、自粛を続ける必要がありますね。


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