ヴァイオリンとフルートのRio

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用語の裏読み(1)「預金」

2019年06月18日 20時42分23秒 | その他
 銀行などにお金を預ける事、あるいは預けた金を指すものと単純に考えていました。

 法律上は「消費寄託」の一種だそうで、預かった金融機関は預金を消費して構いません。勿論、預金は預金者の請求により払い戻す事ができますから、通常、問題は生じません。

 預けた人はお金が使えなくて不自由する見返りに利子が払われるのだそうですが、最近の利率は低すぎます。長谷川町子風に表現するなら近視の視力並みの数字。

 他方、コインロッカーに荷物を預けるような場合、預かった側は荷物を使ってはいけません。こちらの方は「消費貸借」と言うものらしい。

 銀行などが破綻したら、「当座預金」、「利息の付かない普通預金」は全額保護されますが、それ以外についてはそのときの銀行などの資産状況によっては戻って来ない事にもなります。もともと預金は銀行などが保証しているだけで国の保証は全く有りません。

 昭和46年制定の預金保険法により設立された預金保険機構が1,000万円まで保証する事になりました。銀行などが払い込んだ掛け金が原資で、破たんした際には保険金が払われます。

 振り込め詐欺などの被害額が数千万円に及ぶ事も多いように、大口預金者は意外に多い現実があるものの、1000万円を超えた部分については預金保険機構も文字通りあずかり知らぬ事になります。完全な保証を求めたいなら、異なる金融機関に預金を分散するしかありません。


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