ヴァイオリンとフルートのRio

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日本が危ない?

2017年04月25日 20時07分18秒 | その他
 北関連の物騒な話題が続いています。折しも朝鮮人民軍節目の日。

 北の指導者の視点で見れば、日本は米国と軍事的に結託している憎っくき存在。目下の八方塞がりのうっぷんを晴らす目的で韓国や米国にちょっかいを出すと手痛い反撃を食らう恐れがあり、その点ミサイルを撃ち込んでも反撃できない日本は笑っちゃう安全牌。

 日本は憲法で自ら戦争を禁じている稀有な(=あり得ない)国。憲法9条の条文を小学生が読めば自衛すら憲法違反になりますが、そこは大人の解釈、国の自衛権はそれ以前に備わっているのだそうで、攻撃を受けた際の防衛は幸いにも憲法違反にはなりません。

 しかし一昔前の上陸作戦を迎え撃つ側なら、自衛も意味が有るかも知れませんが、かつての沖縄戦のように多数の一般人の犠牲が避けられないし、一面が焦土と化します。自国で攻撃を待ち受けるのは考え物。

 現実的な対処は迎撃用ミサイルの充実に加えて攻撃用の射程距離の長いミサイルを持つ事。日本を囲むロシア、北朝鮮、韓国、中国はいずれも日本に届くミサイルを保有していますが、日本は他国を攻撃できる武器を持つ事を憲法で禁じていると解釈しています。これでは周辺国からなめられて当然だし、攻撃された際に反撃すらできません。

 現状では日本向けにミサイルが発射された場合、海自のイージス艦が迎撃しても成功率は90%くらいで、本土に到達するものもあります。その場合はPAC-3が最終的に迎撃しますが、守備範囲が狭い上に配備数はごく僅かなので、多分、大都市、自衛隊基地などの限られた地点を守るのが精一杯。大半の地域に住む国民にとっては屋内に避難する程度の対策しかありません。大東亜戦争の際には各家庭や町内に防空壕がありましたから今よりマシ。

 私が思うに日本も周辺各国に届くミサイルを持つべきで、その方が日本に対する攻撃の抑止になります。有事に米国に守って貰う考えだって代わりに戦争して貰う事が憲法違反にならないというのはおかしな理屈。自分でも守れるようにしないといけません。必要な場合にも戦争してはいけない、確かに究極のモラルではあります。


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