ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

私の楽器(ヴァイオリン) その2

2010年09月09日 10時07分06秒 | ヴァイオリン
 ペゾルトPA804-ASは値段を考えると大変良い楽器ですが、弾いているうちに音量がやや不足気味であると思うようになり、新作で音量がある楽器を欲しいと思うようになりました。このクラスになると、地元の楽器店には置かれてないため、都心の楽器店を尋ねることにして、ホームページでいろいろ調べました。

 初心者用や量産品は価格が明示されていますが、新作になると価格が表示されていないことが多く、調べるのに苦労しました。今でも、仲介者のリベートを確保するための二重価格があるためでしょうか。人気のあるクレモナの製品はなかなか高価で、大体160万円以上ですから、少々高すぎます。そのうち某楽器店で橋本剛俊さんという製作者の楽器を置いていることを見つけました。この製作者はクレモナでモラッシーに師事、チャイコフスキーコンクール他の数々の入賞歴があるのに製品は割安です。

 お店に出向いて試してみると、とても音量があり、楽器の外観はクレモナそのものです。ただ、そのとき比較したドイツの楽器よりも音が賑やかと言うか、かなり華やかな感じでしたので、少々迷いましたが、店員さんがこの楽器をすすめたこともあり、購入することにしました。

 ペゾルトPA804-ASと比較すると、音量の違いは勿論ですが、明るく華やかな音質と、高音がどこまでも伸びて行く感じが一番の違いと思います。また、弾いているときの体への響きが格段にあります。

 この楽器、出来たてのほやほやでしたので、塗膜が軟らかく、ケースに入れると、内装材のケバで跡が付くと言われました。お店でケース内に離型紙のようなものを底に入れて頂きましたが、そのうち破損したので、無印良品のシリコーン樹脂加工耐油紙というものを購入し、ヴァイオリンの形状に切って、取り替えました。

 弓選びは自信が無かったので、木弓はいずれ購入することとし、ARCUSのカデンツァゴールドというカーボン弓を買いました。軽くて弾き易い弓で、しかも丈夫です。この楽器と弓の組合せなら音量があり、大ホールでソロを弾くのにも向いていると思います。そんな機会は現実にはありませんが。

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