ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

私の楽器(フルート) その3

2010年09月07日 05時19分39秒 | フルート
 私の楽器(フルート)その3はピッコロです。

 ピッコロを買うことは、以前は思っても見ませんでした。合奏の中でピッコロが活躍する曲は結構ありますが、ピッコロのソロとなると、ヴィヴァルディの協奏曲、ヘンデルの水上の音楽のなかの2曲程度しか知りませんし、ブラスバンドやオーケストラへの参加の機会もありませんから、私がピッコロそのものを人前で演奏する可能性は全く無いからです。

 それでは何故、購入したかですが、フルートを習うようになると高音が容赦なく登場してきて苦労します。私自身いろいろ工夫もしており、単独の高音なら確実性も向上して来ましたが、曲の途中で突然に出てくるとお手上げで、改善を図りたいと思ったからです。

 たまたま、手許に小学生が使うような縦笛の横笛版がありました。ドから始まりますが、大きさ的にはピッコロとほぼ同様です。これをしばらく吹いてからフルートを吹くと、高音が幾分改善されます。ただ、この横笛、古いので歌口に傷が付いていますし、キーもありません。そこで、フルート族の高音楽器であるピッコロを購入することにしました。

 楽器店で入門クラスの楽器を出して貰い、吹き比べて見ました。ピッコロを吹くのは初めてで、指の間隔は狭いし、こんなに吹き難いものとは思いませんでした。結局、バーカートのGIPPOモデルというものを選びました。読売日本交響楽団の一戸敦さんという方の選定品です。量産機種の場合、多少はバラツキがあるので、こういう一種の保証のようなものがあると心強いですね。一戸さん、有難うございます。この楽器はセール中だったので割引きで買えました。

 ピッコロは、フルートのような洋銀クラスに相当する者がほとんど無く、初心者用でもフルートの頭部管銀クラスの価格からで割高ですね。購入が決まると、木管なのでデリケートであること、ベビーオイルを塗る等のお手入れが必要なことなどを教えて頂きました。木管フルートが金属製になったのはこういう理由なのですね。

 ついでにピッコロの教則本を探しましたが、僅かしかありません。Gippoさんの本もありましたが、英語のものをわざわざ読む気もしませんので、「ピッコロのためのデイトレ」というタイトルの16頁の小冊子を買いました。運指はフルートと同じようだし、教則本が無くてもよさそうです。

 ピッコロの音は何ともけたたましいので、練習室を借りたときしか吹けません。ピッコロを買ってから、フルートの高音が幾分よくなったかとは思いますが、結論を出すまでには至っておりません。修業はまだまだ続きます。

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