サムスン電子、半導体９ライン新設・7年で330億ドル投資

　　【ソウル＝池田元博】韓国のサムスン電子は29日、最先端半導体の9ラインを
　新設する中長期計画を発表した。2012年までの7年で総額330億ドル（約3兆7300
　億円）を投資。年平均の投資額は新ライン建設だけで日本の大手5社による設備投
　資の合計に迫る。増産で半導体部門の売上高を3倍以上に拡大。トップの米イン
　テルを抜き、世界最大の半導体メーカーになる可能性が出てきた。
　　新ラインは京畿道の華城工場内に建設。第15―22の8本の量産ラインを12年ま
　でに新設し、ＤＲＡＭ（記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー）
　や最先端のフラッシュメモリー（電気的に一括消去再書き込み可能なメモリー）
　を増産する体制を築く。このほか研究開発の1ラインも新設する。


日経ニュースメール 2005-09-30 Morning

株価１１４２．９９ｐ…過去最高値

７日の株式市場が過去最高値（９４年１１月８日、１１３８．７５ｐ）を更新した。

この日の総合株価指数は前日比２０．３４ｐ（１．８１％）高の１１４２．９９ｐで取引を終えた。

寄り付き直後１３．６０ｐ値上がりした株価は、約１０分後に過去最高値を更新した後、上昇の勢いを継続した。

連日高騰していた国際原油価格が、米国・日本など先進国の備蓄原油放出計画によって安定したことが、株価上昇につながった。

さらに景気回復への期待感、８月３１日の不動産総合対策発表以降、資金が株式市場に流入している点も、株価上昇を後押しした。

株式市場の専門家らは「企業体質が強化されているうえ、積立式ファンドなど長期間接投資資金が株価上昇を安定的に支えている結果」とし、「国際原油価格などの障害は依然残っているが、さらなる値上がりも可能」と予想した。　



表載容（ピョ・ジェヨン）記者 <pjygl@joongang.co.kr>
金俊賢（キム・ジュンヒョン）記者 2005.09.07