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武侠映画って何?

2005年10月09日 | 武侠映画
 ツイ・ハークの久しぶりの傑作『セブンソード』も日本公開され、"武侠映画"というジャンルも日本の映画ファンに定着してきたが、そもそも武侠映画とはどのような映画のことを言うのだろうか?いろいろと人によって定義のされ方が異なるが、ワタクシ的見解では武侠映画とは・・・

 超人的な能力を持ったキャラクターたちが繰り広げる中華チャンバラ時代活劇 

である。1920年代に中国で初めて製作され、以後繁栄と衰退を繰り返しながら今日まで続いている伝統あるアクション映画の1ジャンルである。ほかの国で例えるとアメリカの西部劇や日本の時代劇がこれに相当する。 
 とにかく、中国が舞台で、剣の達人が空を飛んだりしながらチャンバラすれば"武侠映画"なのである。すごく乱暴な分け方だが。近年のハリウッド資本の武侠映画も面白いが、やっぱり一番面白いのは60年代後半から70年代前半にかけての香港製武侠映画でしょう。現在DVDで販売されているショウ・ブラザース製作の作品でその片鱗を感じることができるが、マイナー志向の私としては"その他"の中小プロダクションで多数製作された武侠映画が面白い。有名キャラクターのパクリや、アイデア一発勝負な所が面白い理由だが、「運よけりゃ入るかもしれない」との製作者の心の呟きを画面から感じ取れるのだ。
 もし興味があるのなら輸入DVDを入手するか、東京・神田にあるアジア映画専門のビデオレンタル店『アジア映画』でレンタルしてみよう!

 今回の画像はマイ・フェイバレット武侠映画『聾唖剣』ビデオジャケットより抜粋。これを観て興味があるようなら武侠映画にハマる資格アリ!だ。

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