よもやま解体新書

山下和也の制作、見聞記. 北へ西へ南へ。

クリスマスを前に☆

2009-12-20 21:06:25 | Weblog
恩師の林潤一先生のグループ展が高島屋で開かれていた。
先生は去年退官された。そのパーティーに出席した際の先生の教え子達に向けた一言が印象的だった。
「これからも皆さんに案内状を送り続けられるように、益々制作に励みます。」
ひと昔、日本画壇では何歳まで若手や新鋭なんだ?という冗談を言ったが、実に若々しいこの宣言は印象的だった。
お忙しいので展覧会でお会いした事はないが、年賀状やDMを送らせていただいている。先生の小品に普賢象桜という葉付きの桜が展示されていた。
そんな名前の桜があるのかと関心しながら、その白にピンクの紅がさした花びらを見る。八重桜のようだが、もしこの桜の花が咲いているなら、見てみたいものだと思った。

シカマファインアーツで聖歌譜を展示していた。13~19世紀のものだという。展示数は空間からしてすっきりとしたものだが、心地よさがあった。
その脇にいたビクトリア朝のワニの胡桃割りがかわいらしい。中国茶の喫茶、好日居でもクリスマス市をしてイコン等が出るらしいので見てみたいと思う。
画像は自宅に飾っている1653年ヴェニス判グレゴリオ聖歌譜のシンプルなもの。いづれ自作のイコンかマリア観音と併せてみたいと思っている。

その流れではないが、クリスマスライブにでも行くかな~、とビルボードライブへ大野さん率いるルパンティックというJAZZバンドを聴きに行く。
ライブの一体感や空気感っていいな~と馴染みのルパン三世の曲で愉しんだ。

なんだかんだ年末だな~と実感するのでした。