kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

猫をじゃらすにも猫がいない

2016年07月17日 | 植物
近年、新築住宅が増え、空き地が少なくなった。
が、ついこの間、古家がこわされ、空き地ができた。

そのあと、宅地として売れる気配がないと思ったら、
いつのまにか猫じゃらしが一面を覆っていた。

でも、猫をじゃらしたくても、猫がいない。
近年、さかりのついた雄猫の声を聞くことも無くなった。

もとはと言えば、この雑草、穂が犬の尾に似ているので、犬ころっ草が転じてエノコログサとなった。
が、パピヨンやポメラニアン、トイプードルなど小型犬が多くなった昨今、この名前よりネコジャラシの方が納得がいく。

大都会のオアシスといったら、いささかおおげさだが、
ごちゃごちゃ雑草がはびこるより、ネコジャラシが生い茂っているほうが風情を感じるのだ。

タイミングのいい句を見つけた。

月曜の 空撫でてみる ねこじゃらし(凡茶)

今日はハッピーマンデーの「海の日」
「エブリデー 休日」のカメラ爺には関係ないけど、世間では三連休最後の日である。


同じキク科だけどガーベラじゃなくてガザニア

2016年07月17日 | 
プランターに植えられたガーベラの隣に咲いていた花。
ガーベラはすでに終わっていたが、こちらは二度目。
ちょっと花形が悪い。
ガーベラに似た花で、調べたらガザニアが出てきた。
南アフリカ原産だけに、色があざやかだ。

平べったいパスタのラザニアなら知っているんだけどな。



セダムの仲間?

2016年07月16日 | 植物
隣家の鉢植え。
多肉植物だが、種類が分からない。
調べたら、セダムの仲間らしい。
あまりに種類が多すぎて特定できない。
420種類もあるらしい。
ベンケイソウ科というのだから日本種かと思うとそうでもない。
面倒臭くなって、調べる気も失せた。
美しければそれでいいじゃないか。


風邪、高血圧、脳出血、動脈硬化、ガン予防?

2016年07月13日 | グルメ
隣家の老夫婦は園芸の技にたけている。
ついこの間、茄子がなっていたと思ったら、
今度はミニトマトが色づいている。

家庭菜園というより、駐車スペースの一部を利用したものだから、
マンションのベランダ栽培と同じか。

調べて見たら、「ミニトマト栽培セット」というのが販売されていた。
そのキャッチフレーズが、上記のタイトルだ。最後の「?」はないけれど…
食べる野菜ではなく「健康食品」のアピールだ。

これじゃまるで、薬の効用をうたっているようではないか。
「ミニトマトを育てて病気をやっけよう」ってか。

カメラ爺はそんなことより、ミニトマトのみずみずしさに惹かれた。
明日、いくつかは朝食のサラダに添えられるのかもしれない。
いつも、スーパーで、へたがしっかりついているパック詰めを探す爺にとっては、
うらやましい限りである。

バジルの花

2016年07月10日 | 
我が家のプランターに植えたバジルの花が咲いた。

随分昔、六本木のはずれの「キャンティ」で、スパゲティ・バジリコを食べたことを思いだした。
イタめしなんて言葉がなかった時代のことである。
当時、スパゲティと言えば、ケチャップ味のナポリタンしか知らなかった。

有名人が来店するイタリアンレストランである。(今もそうらしいけど…)
心ときめいて、注文した。(なにせ横文字に弱い)

出てきたものに、カメラ爺(当時はカメラ青年?)は、「なんだこれ?」
中細うどんに青のりがまぶしてあるだけのように見えた。
イタリア料理のことを知らずに入った報いである。
なので、どんな味だったか、まったく記憶にない。

改めて調べたら、和風イタリアンの元祖だそうだ。
なにしろ、バジル以外に、パセリ、大葉(しそ)をブレンドしたのが初代。
今も、その伝統を守っているという。

皿がマイセンもどきのブルー・ダニューブ。
なぜか我が家にもあって、ン十年ぶりに訪れたくなった。

入谷には行ってないけど・・・

2016年07月07日 | 
昨日から、東京・下町の入谷鬼子母神(真源寺)で、朝顔市が始まった。
現役の頃、取材で行ったことあるけど、「写真撮るだけ?」と嫌味言われたことを思いだした。
今も、境内や周辺に60余の露店が軒を連ね、10万もの鉢が並ぶという。

この暑さのなか、わざわざ出かける気力はない。
以前は、浴衣姿の若い女性にときめいたものだが…

写真は、近隣のフェンスに咲いていた西洋朝顔。
花は、朝顔なのに昼もしぼまない。
が、涼しげな美しさを長く楽しめるとすれば、それもよしか。

ささやかな七夕飾りだが・・・

2016年07月05日 | 行事
仙台で育ったカメラ爺は、7月7日が七夕という実感がない。
実際の神事は、「夜明け」の晩」(午前1時頃)に行われ、祭りは7月6日夜から7日早朝に行われるという。
午前1時頃は、天頂付近に主要な星がのぼり、天の川、牽牛星、織姫星が最も輝く時間帯でもあるそうだ。
が、東京の空は明るく、これまで見たことがない。

神田のメガバンクの店頭に小さな七夕飾りが置かれていた。
短冊の願い事で目についたのが「ガンバレ ドラゴンズ優勝」
なんじゃこりゃ。もっと願うことはないのか。

しかも、五色の短冊には、白と黒(紫)がない。
飾りを準備する大人は、正しいことを子ども達へ教えてあげてほしいものだ。




心和ませる白ムクゲ

2016年07月05日 | 


昨日、夕方、西の空が急に暗くなり、雷の音とともに大粒の雨が降り出した。
テニスコートに来て、1分もしないうちに
It rains cats and dogs である。
確かに、猫と犬たちが喧嘩をしているように、やかましい。
コートは水浸し。「田植え出来るんじゃねーか」と冗談をいう人がいる。

夕立がおさまって、チャリで帰途につくと、
けなげに咲いている白いムクゲが目に入った。
それにうってつけの歌を見つけた。

雨はれて 心すがしくなりにけり 窓より見ゆる 白木槿(しろむくげ)のはな<斉藤茂吉>


瓜の蔓に茄子(なすび)はならぬ?

2016年07月04日 | 植物


隣家の大きな植木鉢に、みごとな茄子が実をつけた。
聞いたら、苗を買って植えたのだという。

あと何日かしたら収穫されるのだろう。
みそ汁の具にでもなるのか。
梅雨のしずくを受けて、みずみずしさが増している。

我が家といえば、どこからか運ばれてきた大葉の種が、クリスマスローズの鉢に根付いて、立派な葉を広げた。
過日、夕食のおかずに購入してきた天然メバチマグロのつまになった。
こんなものが、パックで売られているのが不思議だ。

数十年前は、野菜を自家栽培するのが当たり前だった。
父が空襲の跡地を耕し、茄子、トマト、キュウリ、トウモロコシなどをつくっていた。
乏しかった食の材料になった。
今は昔の話である。

残念?ながら、カメラ爺は「like father, like son」 にはならなかった。

誕生日イタめしランチ

2016年07月02日 | グルメ


半夏生(はんげしょう)の日が誕生日とは、縁起がいいのか悪いのか。
いろんな方々から、お祝いの言葉をいただいた。謝々!
古希の年が過ぎて、また新しい日々が始まる。
といっても、特に変わる事も無いのだけれど…

ともあれ、けじめの日であることは確かだ。
で、近場のイタめし屋「ズッケロ」でランチを、ということになった。
6組しか入れない、路地の隠れ家風レストランである。
2組先客がいた。

パスタコースのランチ。
相方はツナ入りトマトソース、爺はドライハーブのペペロンチーノをセレクト。
前菜が、ビールのつまみにちょうどいい。
いつもは、トマトソースなんてと敬遠していたのだが、シェアしてみると、アルデンテのパスタとツナ、オリジナルソースがみごとに絡み合って、なかなかいい味である。


このあと、デザートはびわのシャーベット、イタリア風プリン?のパンナコッタ。
そして珈琲の〆。
ほろ酔い気分で店を後にした。たまにはこんなランチもいいものだ。