kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

気が早いけど・・・

2014年12月12日 | ディスプレー
いつの頃から、この季節になると、こうしたきらびやかな飾り付けをするようになったのだろうか。
クリスマスがキリスト生誕を祝う儀式であることは、牧師の息子として生まれて、幼少の頃から当然と思っていた。

が、物心ついてから、違和感を持ち始めた。
仏教の釈迦、イスラム教のマホメット生誕に対しては、これほど華やかには行われない。
なんかヘンと思いながらも、12月24・25日は、いまもメリー・クリスマス!と言ってしまうのだ。
その前日が天皇誕生日であっても、そういう祝い方はしないだろう。

ウサギ小屋に住むと揶揄された日本も、今や経済大国になり、キリストが馬小屋で生まれたことなど馬耳東風。
巷では、クリスマス商戦を盛り上げようと躍起になっている。

クリスマスが過ぎて一週間たてば、今度は正月である。カメラ爺もミサには行かないのに、初詣に出かけないと気が済まない。
これもなんかヘンだが、元来日本人が持つDNA、無理に抵抗することはないのかもしれない。

薪窯焼きナポリピザを食べてきた

2014年12月11日 | グルメ


わがランチメニューのひとつ、ピザは、いつもニッポンハムの冷蔵品だ。
一応、トッピングに、ピーマン、ミニトマト、ベーコン、シュレッドチーズなどを載せるが、
むろん専門店のものには及びもつかない。

先日、Bunkamuraミュージアムに行く前、以前から気になっていたピザの店に入った。
場所は井の頭線神泉駅近く。ラブホテルで知られる円山町の住所が気になるが、この際関係ない。
「Pizzeria MERI PRINCIPESSA」

昼時を少し外していたせいか、1Fのカウンター席に客がいない。
と、思ったらメインテーブル席は地下だった。
のぞくと、女子会の面々で姦しい。

で、狭いけれどカウンター席、ランチのピザ(マルゲリータ)、アサリと葉大根のボンゴレビアンコを注文した。


サラダ、ポテトのポタージュ、自家製パン(ファカッチャ)とソフトドリンク付きで1,000円(税込)。
グラスワイン・生ビール500円(同)。


オープンキッチンで、イケメンの若いシェフがパスタ、女子がピザ生地を作り、薪窯に手際よく入れていく。
400℃で焼くため、時間はわずか1分だそうだ。ナポリピザの土手が、見る見るうちに焦げ、ふっくらと盛り上がる。


シェフのはからいで、パスタを2皿に取り分けてくれた。(こんなこともアルデンテ!)。
パスタはアサリと葉大根がうまくからみ、香り、味もいい。


一方のピザは、ちょうどパスタを食べ終わる頃、タイミングよく出てくる。
チーズがトマトソースと溶けあい、もちもちの焦げた土手との食感がいい。
もう少しトマトソースに焼きが入っていたほうがよかったかな?

あとで調べたら、夜は1Fがスタンドで、夜中の3時まで営業。ピザが500円だそうだ。
いくら半額でも、立ち食いそばならまだしも、ピザはねえ。
「俺の○○○」の流れか。













「夢見るフランス絵画」展で夢を見てきた

2014年12月09日 | アート
「印象派からエコール・ド・パリへ」
フランス近代美術、オールスターの競演!
そう銘打った美術展。
Bunkamura25周年記念とある。

セザンヌ、シスレー、モネ、ルノワール、ボナール、ルオー、ウ"ラマンク、ディフィ、ドラン、ユトリロ、ローランサン、モディリアーニ、藤田嗣治、シャガール、キスリング…知らなかったのはマルケだけ。

これらが日本の一個人のコレクションなのだからすごい。その中から選りすぐった71作品。
美術館を作る気はないそうで、ほんとのコレクターなのだろう。
学芸員はよく説得したものだ。名を明かさない、それが展覧会開催の条件か。

画集などで有名なものは知っていても、今回は、一つたりとも見たことのない作品ばかりというのも興味深かった。
これまで世間に出たことがないのだから当然か。

しかし、これだけ見せられると、いいことはいいのだが、疲れてしまい、しばし休息を取らなければならなかった。

個人の趣味だから、同じような作品が続いたりする。
ユトリロの建物と街路なんて、ちょっと食傷気味。

一番長く立ち止まって眺めたのが、キスリングの「裸婦」。
アーモンドのような形の目とブロンドの髪。じっと見つめられるようで、気持ちが高ぶった。

有名な作品を実際に出会うと、それだけで妙に納得してしまうが、このように人々の目に触れることのなかったものが見られたのは、よい体験だった。

黄葉に昂揚…その3

2014年12月08日 | 紅葉
都心でも朝の最低気温が氷点下になった。

「銀杏が黄葉すると寒さが本格的になる」
NHKTVで気象予報士がそう解説していた。
まさにその通りになった。
写真は高井戸第三小学校の銀杏。

ダジャレ好きなその気象予報士が、ダジャレ句?を詠んだ。

寒さ来て 銀杏は黄葉 胃腸は動揺

「これってどうよ!」と思ったが、確かにおなかの具合があまりかんばしくない。
単なるダジャレではなく、体調管理をしっかりせよ、という教訓か。


モミジじゃないけれど…

2014年12月05日 | 紅葉

カエデやイチョウの他、紅葉・黄葉する木々があることは知っていた。
こちらは神田川沿いのハゼの木。
テニスコートに向かう時、斜陽に照らされ、否応なしに目に飛び込んでくる。

調べたら、ウルシ科ウルシ属、そんなこと知っていたら、こんなに近寄らなかったのに・・・

縄文時代中期の遺跡公園 杉並・塚山公園

2014年12月04日 | 紅葉
ふだん何気なくチャリで神田川沿いを走るのだが、
塚山公園の色づく木々が気になっていた。
コナラの林が、午後の木漏れ日を和らげている。
黒々とした硬そうな幹と黄葉のコントラストがいい。
かつては薪炭に使われていたが、今は伐採されることもなく、
ドングリが、公園に遊びに来る子供たちの興味を惹くくらいだ。

ここに、縄文時代中期、人々が住んでいたとは。
弥生時代の静岡・登呂遺跡ほど規模は大きくはないが、
復元された竪穴式住居に、先人の暮らしぶりがしのばれる。
5,000年以上前、先人たちはドングリを食べていたのだろうか。

西新宿・Lタワー地下、老舗の店「直久」

2014年12月02日 | グルメ

この店、3度目の登場かな?

先週の火曜日。
いつもは、おやつ感覚で、らーめん(470円 激安!)&瓶ビール中(570円)なのだが、
この日は、雨模様。神田診療所帰りにランチ抜きで直行した。

そこで、食べ慣れたらーめんではなく、人気No.2の「とんさいらーめん」(680円)。
簡単に言うなら、「角切りチャーシュー入り野菜めん」だ。

らーめんの210円アップとは、こういうことなのか。

とにかく量が多い。ていうか、らーめんは量が少ないのか。
カメラ爺は、野菜たっぷり頂上から、麺に到達するまで一苦労。
かつて現役時代に通った神田・東京電機大前の「龍岡」を思い出す。

ともあれ、鳥だしスープは健在。醤油味を選んだから当然か。
それに炒めた野菜がてんこ盛り。

隣席の白魚のような指の女性が、完食したのを見て、ひるむわけにはいかない。
が、いかんせん量が多い。
それでも、なんとか完食した。

やはり次回からは、普通のらーめんにしよう。