kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

名残りの紅葉

2012年12月11日 | 植物
さして忙しくもなく、何もしないのに、時間の進む感覚が早く感じられる。
12月を師走とは言い得て妙だが、なんだか言い訳がましい。
走る必要はないけど、やらなきゃならないのは、年末の大掃除だ。
プレッシャーがかかる。
のんびり写真なんか撮ってる暇はないぞ。

近所のお屋敷の庭で、紅葉した南天の葉を見かけた。
緑の中に、紅が映える。




クリスマスの心って何?

2012年12月10日 | 行事
巷でははやくもクリスマスムードである。
キリストの生誕を、心から祝えるのか?
日本人だったら、釈迦の誕生のほうが身近に感じられるのに…
この時期を商戦としてとらえるのを見たことがない。
不思議な民族である。

このツリー、頂にキリストの生誕の場所を記す星がない。
そんなことも分からずデコレーションするデスプレー屋さんの「心」がわからない。
何がクリスマスハートなのか?
プレゼントを贈る、ケーキを食べる、ローストチキンを食べる、etc.
ただそれだけ。
一週間もすれば正月である。
今度は、おせち料理に雑煮。
ん万円もする豪華な冷凍おせちが、巷に出回る。
一品ずつ作ったら、大変だろうが、それにしても高すぎる。

3.11の再来?

2012年12月09日 | 
12月7日、午後5時過ぎ、テニスクラブ2階のレストランにいた。
地震が起きる何秒か前、テレビで緊急地震情報があったらしい。
その直後、小刻みに揺れ始めた。
「どうしよう、どうすればいいの」
と同席の女性がおびえた声で言った。
「あわてない、動かない」
とは言うものの、内心は穏やかでない。
近くにあったテレビをつけると、
NHKが「命を最優先してください。東日本大震災を思い出してください。ただちに避難してください」と切迫した声で叫んでいる。
ますます不安になる。
このような呼びかけは、今回が初めてだそうだが、揺れが収まって、冷静になると、
不安の増殖に、心の平静さを失わせられたような気がする。
幸い大きな被害がなく、安堵した。
しかし、携帯で、自宅にかけても通じない。
この瞬間、誰もが携帯で連絡を取ろうとしたのだろう。
写真のように「あの日を忘れない」ことを肝に銘じておかなければならない。
(地下鉄銀座線三越前コンコースにて)

この界隈は変わらない

2012年12月06日 | 
言わずと知れた上野駅前ガード下のアメヤ横丁(通称アメ横)。
この風景は、駅周辺が再開発されても、変わらない。

ミリタリールックにあこがれて、中田商店によく足を運んだものだ。
米軍の払い下げ品があったり、輸入品が安く売られていたので、
当時は、アメリカ横丁の略と思っていた。
それが飴屋だったとはねえ。

伊藤博文の扁額

2012年12月06日 | 神社
上野公園の一角、花園稲荷神社。
寛永寺や東照宮は知ってるけど、稲荷神社ねえ。
が、この扁額を見ると、気持ちが引き締まった。
「神徳惟馨」伊藤博文とある。
この辺り、彰義隊の最後の激戦地だったという。
上野公園のこと、あまりに知らなさ過ぎだ。

美術館、ではありません。

2012年12月05日 | アート
えっ、なんでこんなところに?
ごぞんじ、ミケランジェロのダビデ像。
たしか大理石で、白、だったよな。

無論レプリカ。
広尾の山種美術館の近くだけに、ここにも美術館があったのか、と、思ったら、
実は、アパレルメーカー「パパス」の本社入り口。
ブロンズ像? は初めて見た。くっきりしていて、妙に生々しい。

アパレルメーカーなら、何か着せてあげればいいのに…
と思うのは、うがちすぎか。

たまには和食もいいものだ。

2012年12月02日 | グルメ
上野の美術館詣でが続いている。
そこで思案するのが食事処。
和・洋・中、何でもありだが、だいたいが大人数の入れるところが中心になっている。
訪れる人々の数を考えれば当然のことか。

公園内に、気になる店があった。
創業明治8年。かつて、かの横山大観がオーナーだったこともある「韻松亭」だ。

11月25日にアップした都美術館「メトロポリタン美術館展」の帰途、
遅めの昼食に予約なしで入れた。
相方は茶つぼ三段弁当(1,680円)、私は花籠膳<雪>(1,890円)を注文。
値段の差は、器の盛り方と2品多いだけである。

船底を利用した卓が風情を醸しだす。
出された花籠膳は、色どりきれいに盛りつけられている。
ほぼ精進料理である
酒肴に合うものばかり。ご飯と赤出しを並べるのを忘れてしまった。
花見シーズンの予約は、正月初めすぐいっぱいになってしまうという。
さもありなん。
庭の夜桜は、喧騒の上野公園とは別世界だそうだ。

山茶花、だと思うけど・・・

2012年12月01日 | 
山茶花と椿の区別がよくわからない。
調べたら、ツバキ目ツバキ科ツバキ属サザンカだと。
中国語ではツバキ類のことを山茶というそうだから、ますますややこしい。

それはさておき、数少ない秋から冬の花の一つである。
葉をよく見ると、ぎざぎざがある。
花びらが散る時、一枚一枚落ちれば、間違いなく山茶花だ。
でも、そんなことは待っていられない。
それに、何処で撮ったかも、忘れてしまった。