新宿駅東口。
この人たちが煙草を吸っていたら、
もっと皮肉っぽい写真になったのだが…
ともあれ、珍しいグローバルなショット。
どこの国の方か知らないけど、
この世代、スマホに夢中なのは国際共通なのか。
と、かっこつけたものの、カメラ爺、つい視線が別のところに行ってしまうのだ。
この人たちが煙草を吸っていたら、
もっと皮肉っぽい写真になったのだが…
ともあれ、珍しいグローバルなショット。
どこの国の方か知らないけど、
この世代、スマホに夢中なのは国際共通なのか。
と、かっこつけたものの、カメラ爺、つい視線が別のところに行ってしまうのだ。
爺は正直な男子(おのこ)なので、むなしかるべきよろずよに語り継ぐべき名、と生臭ごころとの確執にドキドキしながらこの一枚を撮ったのでしょう。
写真の右上にはこの場所でたばこを吸ってはいけない旨の表示があり、爺はきちっとそれを押さえています。二律背反のテーマの凝縮を見る思いがします。
昔のカメラはファインダーを覗いてシャッターを押しました。いまはカメラと眼の間に空間がある形でシャッターを切ります。そこに「魔物の眼」が忍びこむ余地があるのです。
爺も新しい機材を使って時代を切り取っているかと思います。ゆえに魔がさすのもやもうえないか。そこに人類(おのこ)共通の本能と芸術の間に揺れる高揚がわずかにのぞきます。そして爺も人の子と安心感を与えます。
ファインダー覗いていたら、上部はきっとトリミングしていたでしょうね。
お手軽コンデジにもファインダー付いていますが、一眼レフではないため、画角が少しずれます。
で、最近はあまり覗きません。
咄嗟の隠し撮りですから、フレーミングがうまくいかない。もう少し、カメラ下がっていたら、別な写真になっていたかな。