kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

積乱雲が待ち遠しい

2017年08月15日 | 

なんという夏だ。
8月になってから、毎日雨が降っている。
晴れ間のあった日はわずか2日だけ。

あの最高気温37℃もあった日が、今となれば、懐かしい。

おりしも今日は敗戦記念日。
嫌でも、自分の年を認識させられる日だ。

翌年12月、焼け野原の仙台に父が赴任した。
その頃、記憶しているのは、地中に埋まっていた銅線や鉄くずを掘り起こして、
業者に買い取ってもらったことだ。
いくらだったか覚えてはいない。

当時、宣教師団体の支援物資で、衣服、食料品が配られた。
貧しくなった日本人の暮らしに比べて、戦勝国の宣教師宅は、
広い芝生の庭、メイドのいる洋館だった。

夕食に招待された時、ナイフ、フォークの使い方も知らなかった。
が、その宣教師は、鬼畜米英なんていう言葉が、しらじらしいほどやさしいまなざしだった。




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2 コメント

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チャーチル散るちる首がちる (6944)
2017-08-18 07:28:54
釘拾いは6944もやった。
戦後7、8年、立川だった。
一缶一杯五円だったやに記憶する。
底に土を詰めごまかそうと輩もいたが、みやぶられた。

貧しかった、でも懐かしい思い出である。
そうでしたか (kazu)
2017-08-19 01:43:59
6944さんへ

同世代ならではの体験。
いまは、飽食の時代、あのころには戻りたくない。

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