kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

頭が高い この葵の紋どころが… とは違います

2011年06月23日 | 
カルメンのバラを思い起こさせる、情熱的な赤。
暑い夏を、さらに暑くさせる立葵である。
京都の葵祭り、徳川家の三葉葵の紋のもとになった双葉葵とは、まったく別物。
こちらの葉は、立派なハート型だが、花は目立たない。

 くやしくぞ つみをかしける あふひ草
  袖のゆるせる かざしならぬに 
                源氏物語 柏木

立葵は、葉が、ひまわりのように、どんどん太陽に向かっていくことから「あふい(仰日)」と名づけられたらしい。
花言葉「熱烈な恋」。なるほど、この色からすれば…
もう一つ、「単純な愛」なんだこれは…「純な愛」なら分かるような気がするけど。