kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

怪奇月蝕?

2010年12月23日 | 都市
一昨日、北海道しか見られなかった皆既月食。
昨日はうってかわって快晴。満月のような月が見られた。
不思議な天文ショーである。

今日は天皇誕生日。むろん休日なのだが、だれも口にしない。
テレビでは、美智子皇后と出会いの場となった軽井沢のテニスコートの情景と、喜寿になってもテニスを続けられている最近の映像を映し出していた。
ん~、継続は力なり、か。

小樽や函館のようにリニューアルされた横浜のレンガ倉庫群へ足を伸ばした。
以前は、廃墟のようだったが、今や、しっかり観光資源になっている。
まもなくクリスマスである。これは皆既月食ならぬ、わが身を映す怪奇月蝕?

横浜へ江戸画・ドガを観に行った

2010年12月23日 | アート
何年ぶりだろう、横浜に来たのは・・・
東横線の桜木町駅がなくなり、みなとみらい線なる新しい路線が出来たことはニュースでしか知らなかった。
横浜美術館も久しぶりである。
かつては桜木町駅から動く歩道で来たが、みなとみらい駅からは直結である。
東横線との相互乗り入れのため多少運賃は高いけれど便利だ。
駅から出ると、目の前にドーンと美術館が広がる。
今回はドガDegas(でがす)。
「エトワール」(☆さん)ぐらいしか知らないので、興味深かった。
図録でしか見たことのないパステル画。光の表現に目を見張った。
視力が衰えた故のパステル使用と聞いたが、油絵では、この微妙な色調はあらわしえなかっただろう。
晩年のデッサンの素材としてつくったという彫刻も見ごたえがあった。
現在では、セレブな世界を感じさせるバレエだが、当時は、パトロンとしての男の影が見え隠れしているのも、新しい発見だった。