自分はおもふ。

これは筆者がその日に書きたいことを書いています。
1更新ごとにまったく逆なことも書くので要注意!!

「携帯が鳴らなくて・・・。冬~エピローグ~」 217回目の更新 ★

2006-02-06 09:55:11 | 趣味
「私たち結婚することになりました。」

岩田からの結婚式の招待を受けた。もちろん、相手は井川だと思った・・・。

しかし、相手は違う相手だった。

すぐに、北沢は岩田に携帯に電話をした。

「一体どうなっているんだ?井川とはどうなったんだ!!」

岩田は少しためて言った。

「あれから、お互いの親にも紹介はしたのだが、井川がなんか、仕方なく結婚をするって感じだったんだ。そこで、問いただしたんだ。なぜかって・・・。」

そしたら「まだ結婚をする時期じゃなくて、ちょっと距離を置きたい」って言われた。

「で、距離を置いてあまり会わずにいたら、自然に消滅したっていうのかな。連絡も取れない状況で、向こうから1年ぐらい前に「別れたい」って急に言われて・・・。」

「それで、別れを決意したんだ・・・。」

「で、今の結婚相手と知り合って、気があって、出会って1年で結婚を決めたんだ。もちろん、来てくれるよな?北沢・・・。」

「もちろん、行くとも。中学からの付き合いだしな、相手がどんな人かも見たいし・・・。」と北沢。

そして、電話を切った。

北沢は考えた。もしかして、マリッジブルーってやつなのかな?それとも、本当に俺と付き合いたかったんだろうか・・・。と考えていた。

そして、岩田の結婚式に出席をしてきた。もちろん、二次会にも行って来た。岩田は、井川のことを忘れたかのような、幸せそうな顔をしていた。

「岩田が、幸せになったのだから良かったのか?良かったんだ。それで、良かったんだ。」と自分に言い聞かせながら東京へ戻った。

もちろん、北沢は彼女いない歴が1年1年増えていった。まぁ、出会いも少ないのも一つの原因だろうか・・・。

そして、北沢が誕生日を向かえ、また彼女いない歴が1年増えたときであった。

見覚えのないメールアドレスからメールが送られてきた。

「お久しぶりです。井川です。返事、待ってます・・・。」

井川からだった。ちょっと、驚いたが、このような返事を送った。

「お久しぶりです。岩田とはうまくいかなかったんだな。理由は深くは聞かないよ。で、どうした?急に?」

「私、結婚することになりました。」

岩田と結婚してほしかった北沢にとってとても複雑な気分になっていた。

井川から返事をもらった、その時、外は、クリスマスのイルミネーションでカップルでいっぱいだった・・・。

「携帯が鳴らなくて・・・。冬」 完


著者より

初めての小説と言うこと、そして「スジナシ」だったので、尻つぼみ的な終了の仕方になりましたが、これを読んで、少しでも、恋愛の難しさを自分なりに表現してみました。
北沢は僕自身であり、僕も彼女いない歴=年齢という北沢と同じ待遇であり、北沢の思いは、自分自身の思いでもあった。あとは、妄想に近いものですが、最後まで読んでくださいまして本当に、本当にありがとうございました。

また、自分自身の待遇が変化したとき、また新しい小説を書こうとしています。そのときは、また、読んでいただければ幸いです。
コメント
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