渡辺竜王への挑戦者を決める決勝トーナメント、
昨日の深浦青嶋戦の結果でベスト4が決まりました。
青嶋五段、惜しかった。
2015年に四段デビューすると勝ち星をそこら中からかっさらい、
今年度成績は17勝1敗。(勝率0,944)
先番だけみると17連勝中というから驚きでした。
羽生世代の壁に敗れてしまいましたが、
これから活躍すること間違いなしでしょう。
二人の対局、横歩から始まりました。
最近の流行である7二銀型を深浦は選択。
2四飛と飛車交換を迫ったときに、
桂馬に紐がついてるのが特徴。
先手は端を詰められる間に中央を厚くバランスよく構える。
大流行のかまえですね。
画像文中にもありますが、7七角にかえて、
▲3六歩△8六歩▲同歩△同飛▲3五歩△8八飛▲同銀△5五角打と進むと二枚換えか香取りの両アタリになる。
飛車をすてる豪快な打ち方ですが、
稲葉八段など若手を中心によく指されてます。
最後は△5四角から△3六香が決め手。
観戦記者:これは…、ただの駒だ。
中村真三段:え、中空に?アクロバティックですね。
など、物議をかもした一着。
深浦九段が鮮やかな勝ちでベスト4進出を決めました。
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