ずっとサボってたので連投(^_^)
第31期竜王戦第1局は羽生竜王が広瀬8段を破り先勝しました。
100タイトル目の獲得となれば、
新聞各社はまた号外を出すかもしれません。
今回は趣向をかえて
第9期竜王戦を紹介します。
22年も前のタイトル戦なのに、
竜王保持者は羽生だし、
戦型は角換わり。
ただ、
8八銀に歴史を感じます。
今の時代は速攻への備えや雁木への発展をみて、
6八銀が一般的でしょうか?
先手は飛車を6筋に。
玉飛車が近くて悪形ですが、
金銀を左右に配置してバランスの取れた配置。
6三馬となったこの局面からの数手は
光速のヨセと呼ばれた谷川九段の真骨頂
後世に残る【鬼手】と呼ばれています。
飛車のあたりに手抜いて角をうちおろし
飛車引きに
【鬼手】7七桂!!
かつての観戦記にはこうありました。
「羽生の顔色が一変していた。大きく開いた眼。半開きの口。深い眉間のシワ。夜道にえたいの知れないものに出くわしたときような恐怖と驚愕の顔がそこにあった・・・」
まさに将棋史に残る一手でしょう。
囲碁でもある一手が有名になることはあります。
秀策の耳垢の一手や、
カミソリ坂田の第6期最高位戦のつけ、など。
参考
ぱっと見わからない
読んでみると明らかにこれしかないという手
人業ではない
むずぽよ
おにで!!
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