窯元日記復活

史料保存館の『昭和の奈良まちの仏像研究家の足跡―太田古朴・仏像修理研究資料展示』を拝見。

奈良町にある史料保存館の『昭和の奈良まちの仏像研究家の足跡―太田古朴・仏像修理研究資料展示』を拝見。太田古朴さんご存知ですか?私も個人的にはお会いすることは無かったんですが、ご本は書店でお見かけしていました。鈴木喜博氏の寄稿文を参考に書いてみますと、大正3年(1914)吉野町生まれで、奈良県立吉野工業学校卒業のあと昭和6年から数年間奈良美術院で仏像修理を学び、その後独自に仏像修理・製作。奈良市油留木町、のちに北半田中町に住み在野の仏像修復家研究家として、奈良仏像研究所、奈良石造美術研究会を主宰。平成12年(2000)に亡くなっています。展示では現物は展示されていませんが、写真や資料で「金峯山寺の聖徳太子及び二童子像」では早くから三尊一具を説いたそうです。「伝香寺の地蔵菩薩」昭和24年から25年に修理。「東大寺中性院弥勒菩薩像」の小修理。「円成寺 聖徳太子立像」の納入品の発見など。
これらの資料は散逸されずに残っていたそうで、後世に伝えてほしい。
展示は3月31日まで。



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