三度の飯より映画なブログ

映画に関する最新情報をピックアップしてお届けするブログです!

今年の映画ベスト3

2006年12月31日 | 映画全般
さあ、いよいよ2006年も今日で終わりという事で
僭越ながら、私の観た今年公開映画ベスト3を発表したいと
思います。もちろん、観てない映画はたくさんあるので、
これかよ!と突っ込む方もいられるでしょうが、
そこはご勘弁いただいて・・


まず邦画です

3位は虹の女神 Rainbow songsです。
これはあの岩井俊二さんがプロデュースした作品で、
上野樹里と市原隼人の
青春ラブストーリーですが、これがいいのです!
撮影も、話も、出演者の演技の自然さも、
色んな面で凄く胸が熱くなる作品です。

2位は紙屋悦子の青春です。
名匠・黒木和雄監督の遺作です。戦争映画ですが、あえて全くそういう
辛い描写は出さず、そんな中でも微笑ましく生きた人たちの
会話劇。これはもう1位でもいいくらいの名作だと思う。
とにかく何かホッとさせられた。戦争映画といえば観てて辛いものが
多いだけに、そんな中でもこんな微笑ましさがあったろう事に。

さあ、そして1位は明日の記憶です。
いい映画には違いない!と思ってましたが、これが素晴らしいんです!
病ものですが、淡々とせず、トリックの堤幸彦監督が作っただけあって、
テンポもあり、それでいてじっくり魅せるところは魅せて・・
これだけの物を作れる堤さんって本当に凄い監督だ!と思いました。


次は洋画です。

3位はカポーティです。
実在の作家・カポーティが実際の殺人者と対面して手掛けた「冷血」を描く
までを綴った作品だが、とにかく凄い。まさしく「冷たい」演出。
そしてラストの衝撃。この「冷血」はまさに作家の中に流れてるもの
かもしれない・・と思うくらい作家への考え方が変わる作品でした。

2位はユナイテッド93です。
あの9・11テロの中で一機だけ実行できず、墜落してしまった。綿密な調査を
経て、あの機内ではこんな事が起こっていたのでは・・という物を描いた作品ですが、とにかくラストが辛い。実話だけになお辛い。スクリーンを観ていられなく
なった。これを観ると本当にテロとか、殺人とか、戦争とかが憎くてたまらなく
なる。監督の演出が素晴らしいのもあるのだが。

そして、1位は!
クラッシュです。
アカデミー賞・作品賞も受賞した話題作ですが、凄かった。人種差別などを
扱った作品ですが、とにかく震えます。脚本が神々しい(笑)。アカデミー賞が
発表される前からこの作品に違いない!と勝手に確信してました!


・・・というわけでこんな感じですがいかがでしょう?
来年も凄い映画に出会える事を祈りつつ・・

皆様、よいお年を!!


THE有頂天ホテルを観る

2006年12月30日 | 映画全般
今年の話題作が早くもテレビで放送。

「THE有頂天ホテル」である。

一度観てるのだが、やはり三谷作品は一度より二度、三度楽しめる
作品だと思うのでもう一度鑑賞。

前に観た時はキャストの豪華さなどだけに目を奪われたりして
いたが、改めて観ると、登場人物達が皆、自分らしく生きようと決意する
までを描いた作品なんやなあ、と思った。まあ、中にはただの
笑いのコマだけだったりする人もいるけど・・・

新年かくし芸大会のような楽しさもあって
これは新年から今の時期に観るにはもってこいですわ。

それに、これだけの登場人物をあれだけ動かせる三谷さんは
やっぱり凄い。

そんな三谷さんは次回監督作の準備中とか。
今回は映画そのものをテーマにしたお話のようで
期待してます!!


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NANA2をを観る

2006年12月26日 | 映画館、試写会
話題の映画「NANA2」を観る。

場内はさすがに冬休みという事もあってか
かなりの賑わい。

映画自体はパート1が好きだった僕には少し物足りない出来栄え。
キャストが変わったという事より、演出や話そのものの
トーンが低すぎて楽しめない。
こういうのを観客は求めてない気がするのだが・・

ただ話は切ない話だなあ・・
マンガもこういう感じなのかなあ、とか思ったりする。

NANA2 リメイクも?

2006年12月22日 | 邦画情報
公開中の「NANA2」がNYでも公開されてかなり人気の
ようで、ハリウッドでリメイクの可能性もあるとか。

う~ん、まあ、向こうではこの手の映画は結構ありそうな
感じはするのだが、やなり中島美嘉と市川由衣の二人の
キャラの違いが面白いのだろうか。

音楽で言えば中島美嘉は色々取材も受けたそうだ。
あのルックスであの歌声とくれば
充分全米デビューもあるし、本人も乗り気のようだ。

しかし、日本人の今年の活躍ぶりには
感動しますよ。

今年ほど日本が海外で色々騒がれる年もなかったんじゃない
でしょうか!

役者魂!コンビ再び!

2006年12月21日 | 邦画情報
役者魂!というドラマで共演中の森山未來と加藤ローサが
来年公開予定の映画「スマイル 聖夜の奇跡」で再び共演する事
になったようだ。

監督は「ロッカーズ」でも御馴染みとなった俳優の陣内孝則。
病気を抱えた少女のために立ち上がる弱小アイスホッケーチームの
話らしい。陣内さん曰く「アイスホッケー映画の代表作を作る!」と
意気込んでいるとか。

森山&加藤の二人は恋人役だそうだが、ドラマを見てる限り
かなり息も合ってるのでこれは期待できそう。加藤ローサの
出てた「シムソンズ」が良かっただけに同じ氷上のドラマに
期待したい!!

キムタク辞退

2006年12月20日 | 邦画情報
キムタクこと木村拓哉の主演する「武士の一分」が
日本アカデミー賞の優秀賞を受賞したが、優秀主演男優賞は
辞退するとのこと。

これはジャニーズ事務所がそういう賞レースには一切参加させない
方針を打ち出してる事とか、過去にも色々問題があったらしいですが
・・となると「硫黄島からの手紙」の二宮和也はどうなるのかな?
向こうの助演男優賞にノミネートされ、もし選ばれても
辞退するのかな?あるいは海外は関係ないことなのかなあ。

さて、日本アカデミー賞のノミネートですが・・・
「明日の記憶」
「THE 有頂天ホテル」
「男たちの大和 YAMATO」(未見)
「武士の一分」
「フラガール」(未見)

この中から僕が1本選ぶとすれば
間違いなく「明日の記憶」です。

「守護神」を観る

2006年12月18日 | 映画館、試写会
今日は映画を観る。

まずは「上海の伯爵夫人」という作品。「日の名残り」などの
ジェームズ・アイヴォリー作品。日本から真田広之さんが参加してる
という事で見たくなった。やっぱり海外作品に日本人が出てると
興味が湧く。映画の方もなかなか。上海のムードを上手く出してると
思うし、それでいてミステリアスで、人間ドラマとしてもよく出来てるの
では・・

二本目は「守護神」の試写会。
ケヴィン・コスナーと若手俳優のアシュトン・カッチャー共演。
話は海難レスキュー隊員の教官と訓練生の絆などを盛り込み・・
とどうしても「海猿」を思い浮かべてしまうし、ベタだなあ、
と思うところもある(まあ、あえてそうして笑いにしてるところも
あったりして・・)。
でも、弱いのですわ、この手の映画には・・。救助シーンも物凄い迫力あるし
「海猿」が終わってガッカリしてる人には観てもらいたいかなあ、と思う。
ラストシーンだけはちょっと不満が・・

東宝 好調!

2006年12月14日 | 邦画情報
今年の東宝の興行収入が過去最高だと発表された。
一番多かったのは「ゲド戦記」
次に「海猿」
次に「THE 有頂天ホテル」
次に「日本沈没」・・という感じだそうだ。

まあ、確かに東宝は他の配給会社と比較しても
見たい作品が多いのは事実かな。

ゲド戦記も評判はよくないけど、やっぱり
ジプリという事で見たい人は多いだろうし。
海猿のように予想以上のヒットを飛ばす作品もあれば
三谷さんの作品だから・・という事で予想通りヒットする
のもある。

来年以降も東宝は話題作が目白押し。
昨日も長澤まさみ主演の恋愛映画「そのときは彼によろしく」や
病と闘った実在のサーファーを描く、大沢たかお主演の「天国で君に逢えたら」なども発表された。前にも書いたキムタクの「HERO」などもあるし、
アニメではドラえもんやコナンとか定番もキープしてるし
やはり来年も東宝は記録を更新しそうな感じが・・


「エラゴン  遺志を継ぐ者」を観る

2006年12月13日 | 映画館、試写会
話題のファンタジー映画「エラゴン 遺志を継ぐ者」の試写会に
参加。人気だから早く並んでおかないと・・と思ってたら
案の定、凄い列だった。

しかし、試写会は早く観れるのはいいのだけど、ただ待ち時間が
長すぎる。並ぶのに時間をかけ、やっと開場したと思ったら
開演まで1時間もかけるのだ。大抵は30分だけど。一時間も
間を開けたらそれだけで何か疲れるな~って思う。

で、この手の映画は長いと相場が決まってるが、これは
100分弱と短め。そのため、予告編を観てるかのように
話がポンポン進む。

「ナルニア」や「ロード・オブ・ザ・リング」などなどにあるように
展開に新鮮味はないけど、ゴジラ好きのような僕の人には
ドラゴンが戦うシーンなんかには興奮したりして・・

登場キャラクターがそんなに多くないのもゴチャゴチャしないで
いいかなあ、と思う。

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硫黄島からの手紙を観る

2006年12月12日 | 映画館、試写会
何かと話題の「硫黄島からの手紙」を観た。

平日だし、公開劇場も多いから、そうでもないかなあ・・と思っていたが
ほぼ満員の盛況には驚いた。凄いなあ・・

映画自体はもう戦争映画としてこれ以上の物はつくれまい!という
くらいの物になってると思った。
とにかく辛い。酷い。しかしこれが戦争だ。
しかし、そんな中に人の優しさなどをチラリと見せるのが素晴らしい
と思う。

二宮和也の演技が絶賛されていたので注目していたが
いい!あの歳にしていわゆる「味がある」演技をしてると思う。
これはマジでアカデミー賞もいけるぞ!

パイレーツ・オブ・カリビアン バカ売れ!

2006年12月10日 | 洋画情報
今年の夏公開された「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンチェスト」の
DVDが売れ行き好調らしい。

まあ、それは作品自体の面白さと、キャストの豪華さと
来年公開の続編への復習と・・色んな楽しみ方があるだろうし
年末にかけて家族でも、誰とでも楽しめる映画だというのが
あるだろう。

これは僕は劇場で観たけれどオススメします。
パート1も観ないと意味が分からないところもあるので
ご注意!でも凄く楽しめる大作。ワクワクします!
笑います!

そしてもうじき今年の邦画のヒット作「海猿」も
DVDが発売される・・・

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海猿、今度はモーグル!

2006年12月09日 | 邦画情報
各スポーツ紙によると
モーグルをテーマにした青春映画「銀色のシーズン」
が来年冬公開されるようだ。

主演は瑛太、田中麗奈、玉山鉄二ら。
で、監督は今年のヒット作「海猿」の羽住英一郎さん。

モーグルでの事故で挫折していた青年が雪山での人との
触れ合いで再生していく物語とか。

羽住監督曰く「海猿とは違う映画と考えている」らしいが
でも、あの上村愛子らがやっているモーグルがスクリーンで
どう演出されるのか、海猿を観た僕のような方なら
かなりワクワクするんではないでしょうか!

期待してます!!

硫黄島からの手紙アカデミー賞なるか!?

2006年12月08日 | 洋画情報
クリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」が
アカデミー賞の前哨戦とも言われる「全米映画批評会議」の
最優秀作品賞を受賞したようだ。

「硫黄島からの手紙」は日本とアメリカの硫黄島での戦いを
アメリカ視点で描いた「父親たちの星条旗」に続く
日本側からの視点から描いた作品でまもなく公開される。

来年のアカデミー賞は上記二つの作品が席巻しそうだが
しかし、日本が主人公の映画が受賞となるとかなり凄い事になりそうだ。
しかも前哨戦を制したのだからアカデミー賞も現実味を
帯びてくる。出演した役者さんもみなオスカー候補だしねえ。

ああ~こういうのを聞くとますます来年が楽しみになってくる~

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HERO映画化!!

2006年12月07日 | 邦画情報
キムタク主演で大ヒットしたドラマ「HERO」が映画化され、
来年9月に公開されるという。主演はもちろんそのままキムタクで
松たか子や阿部寛といった御馴染みのメンバーも出演するとか。

「踊る大捜査線」のようになるかも・・と
製作スタッフは期待しているようだ。

いやあ~これはいい!
HEROは僕も大好きなドラマだったのですが、
そうか映画か~

まあドラマの映画化はあまり上手くいかないケースが多いけど
これは大丈夫じゃないでしょうか。来年の同じドラマの映画化
「西遊記」よりかは期待できるはずだ!!

大沢たかお&玉木宏&吉田栄作の共演大作!

2006年12月06日 | 邦画情報
サンスポによると
来年12月公開予定の映画「ミッドナイトイーグル」に
映画界で活躍中の大沢たかおに「のだめ」の玉木宏、そして吉田栄作という
面々が顔を揃えるようだ。

日本未配備の米軍のステルス機が北アルプスの山間に墜落し、日本と国交のない某国の間で繰り広げられる争奪戦らしい。

自衛隊などが全面協力したかなり大がかりな映画になりそうで楽しみだ。スタントマンも出来るだけ使わず、命がけの演技になりそうだとか・・

しかし、最近の邦画は聞いただけでワクワクするような物が
多くなったなあ・・