高沢一基(かずもと)の陣中日記

板橋区議会議員・「高沢一基(かずもと)」のオフィシャル日記です。

節度ある日本人

2011-01-11 11:23:03 | Weblog
昨日は「成人の日」でした。数年前からいくつかの祝日が曜日指定となり、「成人の日」も1月15日ではないので、なんだかわかりずらくなってしまいました…。

しかし、昨日は全国各地で成人式が開催されました。板橋区は他の自治体と違い、一ヶ所に集合して大々的に開催するのではなく、区内18地域センターに分かれてそれぞれで成人式を開催しています。この方式は、同窓会的な雰囲気だけでなく、子供の頃からお世話になった地域の方々の顔も見られ、地域の一体感を感じることができ、他の自治体に自慢できるものではないでしょうか?私が住む清水地域では、志村第三小学校を会場に、100名を超える新成人が集まり、地域の方々とも交流しつつ賑やかに実施できました(写真ご参照)。

今年、全国の新成人は約124万人で、4年連続で過去最小を記録したそうです。少子化傾向は今後も続くと思われ、将来の我が国を背負う若者一人一人の責任は、更に重くなると思います。成人式では、大人になり多くの自由を得られる一方、多くの責任・義務も生まれてくることが、登壇者から指摘されていました。大人になるということは、独立するということでもあり、独立の証として責任や義務を負うことは当然のことであり、もっともだと思います。

そして、もう一つ、一成人というだけでなく「節度ある日本人」になることも大切ではないでしょうか?

本日付の産経新聞に「教科書 陛下 ”呼び捨て”」という記事がありました。何でも、今年4月から小学校6年生が使用する社会の教科書4社の内、教育出版・日本文教出版・光村図書の3社で、「文化勲章を授与する天皇」などと敬称である「陛下」をつけずに記載しているそうです。被爆体験者や元国連難民高等弁務官には「○○さん」と敬称をつけているそうで、まったくもって非常識な教科書です。

新成人や子供達だけでなく、私達、戦後日本の大人は「節度ある日本人」に戻らなければならないと思います。思いやりがあり、美しく、優しい、日本人の本当の姿を取り戻したいものです!

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