今夜は息子の思い出話?
ユウキは、まずまずだいたいなんでも食べます。
苦手なものもまだまだありますが、
まあ、避けてもいいかな~と、思えるものだけになってきました。
ユウキは母乳で育ててきました。
おっぱいが大好きで、これがないと死んじゃう~
みたいな子。
生後4ヶ月にRSウィルスにかかり、肺炎を起こし、
入院したり・・・。そのあとも肺炎、気管支炎で
入退院を繰り返しました。
そんなもんで、離乳食が全然進まず・・・。
冬にはノロウィルスにかかったりしました。
やっぱり離乳食進まず・・・そして、食べない・・・。
おっぱいなんて、栄養足りないよ~。
痩せてガリガリのユウキだったのです。
で、1歳半過ぎてから、食に目覚め・・・。
やっと、ご飯を自ら食べるようになりました。
ただ、偏食でしたね~。
肉、魚、ご飯、パンは食べますが、野菜がダメ・・・。
かぼちゃなら少し・・・。
とにかくハンバーグが好き。
今は太ってないけど、将来どうなっちゃうの~
心配でした。
支援センターの給食なんて、ご飯のみ。
炭水化物ばかりな子どもです。
色々食べて欲しいな~。っつ~か、何でも食べてよ~
悩みました。
泣いたし悩んだし、考えたし色々やってみたし・・・。
でも、そのいろいろが足りなかった!
調理方法を工夫したところで、味覚臭覚に敏感な
我が家の自閉くん。
どんなものでも見破ります。
待てよ?
手の洗い方、靴下の履き方、字の書き方まで、
後ろから手を添えて、二人羽折でやっているではないか!
それって、言葉や指示で覚えさせるのではなく、
「体で覚えさせる」ではなかろうか!
そして・・・行き着いた私の考え。
「腹を減らせよう!」
腹減りゃなんでも食べる!
・・・と、ここまでは誰でも思いつきます。
その、腹の減らせ方。
一緒にマラソンです。
この子を育てるには「共感」が絶対に必要。
私も一緒になって行動しないと絶対についてこない。
それは支援センターで学んだ、
「お母さんが一緒に手を添えて・・・」の、指導方法なのです。
揚げ物が好きなので、
野菜を肉で巻くフライにしたり、
めんどくさい日には、野菜のてんぷら。
時には大好きなハンバーグ。野菜添え。
そういう日々を続けたら、腹減ってるもんだから、
ナスやピーマンの天ぷらも、ハンバーグに添えた
レタスやジャガイモも、もりもり食べるようになりました。
だんだんマラソンをしなくても、
野菜のおかずも、「ちょっと食べてみようか・・・」と、
興味を示すようになり・・・。
関係ないかもしれないけど、そのころから、
カードを使った指示が入るようになり、
カードを使っての要求が増えたり・・・。
成長していったと思います。
支援センターで給食が始まって、最初の母子通園。
「カレーうどん」がいやだと、大泣きの大暴れ!
スタッフ2人にかかえられ、個室でクールダウンしたユウキ。
今も、カレーライスは苦手ですが、
「これいらない・・・」と、ゼスチャーで伝えて、
暴れることはなくなりました。
そして、忘れてはいけないこと。
支援センターの先生が力になってくれて、
この「偏食脱出プロジェクト」を進めることができました。
指でさわる・・・ペロッとなめってみる・・・一口食べてみる・・・。
ゆっくりゆっくり付き合ってもらいました。
まだまだ嫌いなものもあるけれど、
あきらめずに、やっていきます。
何でも食べるって、健康な体をつくるってこと。
ユウキには元気でいてもらいたい。
ただ、それだけを願っています。
あんなにガリガリだったユウキは、今はなかなかに良い体してる!
どんなことも、「いっしょに・・・」の、支援センターで学んだことを
忘れずにいたいね・・・。
しっかり遊んで、しっかり学んで、しっかり食べる・・・。
そうするとしっかり寝る・・・。
幼児期から取り組むことが大切です。
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