アトリエ39番地  路地裏の小さな庭で

書道と陶芸 そろそろ絵も描きたくなってきました。

易経

2012-01-06 17:50:54 | 本など
年の初めに手に取るのは、毎年「易経」なのでした。
まずは今は亡き祖母の本棚にあったカッパブックスの「易入門」、
こちらには10円玉6枚で簡単に卦を出す方法が載っています。
「巽為風」という卦が出ました。
カッパブックスで読んでから、岩波文庫の易経も読んでみます。
漢文が何だか難しいのですが、さらにイメージが広がります。
今年はネットでもこの卦を調べたりしました。
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孔乙己

2011-12-10 17:26:12 | 本など
先日の新聞の記事で魯迅の「孔乙己」という短い小説を思い出したのでした。
民国100年、魯迅がこのお話を書いた頃よりはずいぶんたっているのですが
世の中はよくなっているような、いないような・・・。
それでも足の不自由な物乞いの人が、ある人の自殺を止めたりもしています。
街なかの小さな出来事が勇気や希望をあたえてくれることは
今も変わりないのでした。
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民国100年元気な台湾 ⑩

2011-11-17 17:44:22 | 本など
初日の猫空でもそうでしたが、茶葉は急須に入っているのではなく
小さなパックで登場し、そしてその場で開封するのでした。
無為草堂のその名について書かれた紙ももらいました。
無為は「老子」48章から名づけたようです。
このところその一説がとても気に入っています。
   
   無為而無不為
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岩波新書「かな」

2011-08-26 08:47:40 | 本など
このところ奮闘努力中なのが「かな」。
古今和歌集とか、ほんとうに自分には遠い世界。
でも師範を取ることを目標に据え、何とか続けてます。
時々、取り出して読むのが今は亡き明治生まれの祖母の持っていた
小松茂美 岩波新書の「かな」です。
数行目にするうちに著者の古筆への情熱を感じ
がんばろうかな、という気持ちになるのでした。
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硬質な

2011-05-20 10:47:16 | 本など
「1Q84」「ノルウェイの森」をちょっと読んでみて
急に読みたくなった本は高橋和巳の「人間にとって」でした。
もうこの街から消えた古本屋で、文庫で買った記憶があります。
昨年本棚を捜しても見つかりませんでしたが
本当に身近な場所にて見つけました。
カバンに入れて外出するときなどに読んでいます。
硬質な堅焼き煎餅のような歯ごたえが、
読書してるぞっていう気分になるのでした。
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東北の思ひ出③

2011-04-01 21:07:47 | 本など
いろんなお祭りが全国各地にありますが
有名なお祭りを観た記憶は青森のねぶただけです。
それはそれは盛大なものでありました。
初めのうちは観ていただけでしたが、若かったせいもあるでしょう。
引き込まれていっしょに跳ねておりました。
年をとってから古代史にちょっと興味を持つようになりまして
あの盛大なねぶた祭りから、蝦夷と倭との戦いの激しさを
想像するようになりました。



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思い起こせば

2011-01-21 11:44:50 | 本など
この十年、東アジアを格安ツアーで巡りました。
2泊3日か3泊4日の小さな旅でしたが
それなりに楽しい旅でありました。
旅のきっかけを思い起こせば、テレビの猿岩石の旅でした。
バックパッカーの方々はもう少し固めの本が
きっかけだったような記憶がありますが
私はあの猿岩石のテレビの画像で
アジアを旅してみたい、と思ったのでした。
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読書&食欲の秋

2010-11-11 20:55:22 | 本など
読書&食欲の秋。本をあまり読まない私でも
料理の本はわりと読みました。
その中でも水上勉の「土を喰う日々」は
何度も読み返したものでした。
かつおだしが生臭いという文章があり
そのような感覚になってみたいなあ、
と思ったのでした。
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まちがえてしまった

2010-10-08 11:28:18 | 本など
村上春樹の小説がトラン・アン・ユンが監督で
映画化されるとどこかで見聞きし、是非観ようと思ったのでした。
映像になってしまうと、それがけっこうしっかりと
脳に定着してしまうので、その前に何とか小説を読もうと
決心したのでした。
若い頃に「羊をめぐる冒険」を途中であきらめてしまった
記憶があり、今度こそ何とか最後まで読むぞ、と意気込み
書店に向かったのでした。
たくさ平積みされていた「1Q84」を購入にし
少し読み始めたあたりで間違えてしまったことに気づいたのでした。
映画化されたのは「ノルウェイの森」だったのでした。
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