ハトとたんぽぽ

和子の気まま日記

2024-7-20(土)、西條奈加「隠居すごろく」☀のち☁

2024年07月21日 05時01分56秒 | 本と雑誌
室温は、29.6度(7:00)。
今日も猛暑日。とても暑くて外を出る気がなく、玄関に出ると、セミがひっくり返っていた。

羽が緑がかって透明でとてもキレイ。調べてみるとクマゼミである。

家に持って来ると、バタバタ動くので、麦ちゃんが気になって、突っついてしばらく遊んでいたが、動かなくなると知らん顔。

その様子がとてもとても面白い。

たこ焼きパーティ

友人と老人福祉センターに行く予定であったが、とても暑くて外に出るのも面倒だったので、2人の友人に声をかけて、お昼にたこ焼きパーティーをする。

友人が娘に声を掛けると、たこ焼きを焼きに来てくれて、丸くキレイな形に丁寧に焼いてくれる。

 西條奈加
  「隠居すごろく」

14時30分に友人の樹音の練習を行う予定だったので、待っていたが、どうも忘れていたようで、読みかけていた西條奈加さんの「隠居すごろく」を読み上げる。


糸問屋「嶋屋」の主六代目の徳兵衛は、33年脇目も振らずに黙々主として働いていたが、跡取り息子の吉郎兵衛に七代目を継がせて、巣鴨に隠居所を構えて、女中の親子と一緒に暮らすことになる。

しばらくはのんびりと過ごすが、趣味もなく何もすることがなくなった頃、孫息子の千代太が手習いの後で隠居所に来るようになり、途中で犬を拾って来たり、猫を拾ってきたりするが、犬は番犬代わりに飼うことになったが、猫は飼うことに出来ないと断る。

その内に2人のお腹を空かせて兄妹を連れてきて、食事を食べさせて、千代太が手習いを教えることになる。

次々に子どもたちを連れてきて、隠居所が寺子屋のように賑やかになった。

兄妹の母親が夫が家を出てから、飲んだくれて困っていたが、組紐の職人だったというので、糸を取り寄せて帯締めを作らせると、色の配色が素晴らしい帯締めを作ってきた。

隠居所で組紐を作り始めて、小物店に持っていくと、もっと作って欲しいと頼まれて、手習いに来ていた母親たちや組紐の職人の姉妹が集まって来て、根が商人の徳兵衛は、隠居所で組紐の商売をすることになる。

孫のお陰で、徳兵衛が戸惑いながらも、子どもたちと賑やかな隠居所での生活を楽しんでいる様子がとても面白い。

夕方の散歩

17時過ぎると、曇り空で生暖かな風が吹いて、大きなセントバナード犬、顔クシャのブルドッグを連れて散歩している人がいました。

結構長い時間散歩しなければならないので、この暑さでは大変そうである。

今日の万歩計は、6,549歩でした。




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