夢色

集めてるもの 見たもの 書きたいものを 思いついた時に。
基本ネタバレ注意。
火月 神の気まぐれ よろずメモ。

<距離を縮めるだけで良いのなら(いくらだって僕は進むから)。>

2017-04-23 | つれづれ

仕事明けに、どこか遠くへ行きたくなって、朝一番で車飛ばして、初彦根に行くことにしました!

そもそものお目当ては、映画「関ケ原」に向けた誘客キャンペーンでもらえるノート(笑)
“今年の関ヶ原は、負けない”をコンセプトに長浜、米原、彦根市で「三成西軍応援キャンペーン」をやってます。 
指定のお店に行って、「我こそは西軍!」 と宣言すると、ノートがもらえます(笑)
びわ湖のヨシが配合された特製ノートで、西郷隆盛が三成を評価したという『関ヶ原読軍記』の一部分が表紙になっています。
どこにいくにしても、結局遠くて、電車で米原に行くか迷ったんだけど・・・
愛車と遠出したことがほとんどないから、せっかくだし連れて行ってあげようということで、彦根にしました。
彦根城とかも行きたかったけど、今の直虎ブームと三成が合わないので(笑)次回ちゃんと回ることにして。
普段あまり行くことのないSAで遊ぶことにしました

暑いくらいの晴天。
大津SAからは、きれいな琵琶湖が見渡せました。
 変わった形だな~って思ってたら、、、  恋人の聖地なんだってw 残念ながら、関係ないわw
 琵琶湖に向かって下手から比叡山、比良山系。
ずずーっと上手へ動くと、 大津プリンスホテルと、霊仙山、三上山へ。
琵琶湖の水がなければ、大阪も干からびてしまいまする~。
 気持ちいい天気!

朝ご飯を食べてない&こんな日は早めに昼を取るに限る!と言い訳して、SAのレストランで近江牛を食べる!
 「近江牛の卵とじ丼」 を素晴らしい景色を眼下に頬張る(笑)
 出汁が効いて美味しいよ~


途中、目の前に三上山、通称「近江富士」が突然現れて、思わず息を呑んだ!
何も知らなくても、目が吸い寄せられる、とっても美しくて 気に満ちた山で、本当に富士山みたい!
あれは素晴らしい。。。
次はあれだけを間近に見に行きたいって思う山でした。 
ハイキングもできるみたいだから、今度行ってみようかなぁ。
 

菩提寺PAでは、天然記念物の扇形の松「うつくし松」が正面に。
 実は、どこに松があるんだろうな~って思って帰ってきてた私(笑)
だって松って横に枝が走るイメージなんだもん。。。
真っ赤なつつじが燃えるよう!  
 「三井寺 力餅」、抹茶きな粉で 出来立てですよ~って呼び込みしてたので、ついフラフラと・・・(笑)
そして、持って帰る前に車の中で開けて、一つ食べちゃった~( ´艸`)
だって、お餅フワフワなんだもん

彦根に着くまでのSA/PAに各停で行ったため(笑)昼前には着く予定が、、、全然ではないか!Σ(゚Д゚;  笑。
 ようやくたどり着いた~
近くの駐車場満車で、城内の少し離れたところに止めました。
ていうか、彦根城の城内、広すぎ・・・ すぐに歩き疲れるわ・・・。
 屋形船も気持ちよさそう。  おっきなタンポポが咲いてます  全部黄色いのタンポポ(笑)
 家老の「旧西郷屋敷」を横目に  門を出て京橋へ。
 お堀が広い。。。

先にお目当てのノートを頂いて、ポスターはもう無くなってた
 「夢京橋キャッスルロード」をお散歩。
美味しそうだったから(笑)「千成亭」の近江牛のコロッケ。

  涼しげなモニュメント。  用水路には金魚?綺麗な子たちが泳いでます。

歩いてすぐのところにある、「宗安寺」へお参りに来ました。
 通称「赤門」と言われる、赤く塗られた門。  
佐和山城門を移築したといわれており、こちらのお寺は、朝鮮通信使のお宿として使われていたそうです。 

 鬼瓦。
 本堂でお参りした後、先に墓地にある木村重成のお墓にもお参り。 
木村重成は、若くから秀頼に仕えた、見目麗しく穏やかで、文武ともに秀でた若武者であったそう。
大坂冬の陣では、和議の際に 家康の血判が薄いことを咎めて、もう一度はっきりと押し直すように求めたんだって!
夏の陣で討ち死となったのですが、首見分に家康の前に首が開かれると、得も言われぬ良い香りがしたそうで、それは兜にお香を焚き込めてたためであり、討ち死に覚悟に戦場に出たこの若武者の心意気を、徳川方も褒め称えたとのことです。
彼の首を取ったといわれる安藤長三郎は、全てが終わった後、密かにその首を彦根へ持ち帰り埋葬したといわれています。
お隣の3つのお墓は、その安藤家一族のお墓。


拝観をお願いしたら、もう少しで法事が始まるので、先に本堂のほうへどうぞ!と通していただきました。
ご本尊は 大坂夏の陣で大坂城より拝持した「淀殿の念持仏」といわれる阿弥陀如来さま。
本堂には優しく穏やかな空気で満ちていました。
大きな涅槃図も観ることが出来て、素晴らしいお寺です。

そして、三成公の持念仏のお地蔵さんと、千体仏もお参りすることが出来ます。
石田地蔵尊は、ほんとに素敵なお顔をしていました。
イケメンで岡田三成とも雰囲気が。。。( ´艸`)笑
千体仏は、1m程の厨子の中に、3㎝くらいの金色の阿弥陀仏が数百並んでいます。
思わず口があんぐり。

淀や三成公、大坂方の武将の首塚があるのに、場所は彦根で井伊家のお膝元。
さらに、家康の位牌があり、法要が行われてもいたそうで、井伊家藩主からのねぎらいのお手紙とかもありました。
 渡り廊下の先に権現堂があります。
このお庭「彼岸白道の庭」には、白と赤の石が敷き詰められていて、人間の煩悩「火と水」を表しているんだって。
 そこを越えたところが極楽で、家康の位牌が安置されている、と。
家康はいいね・・・と思ってしまった(笑)

お時間がまだあるから、と石田地蔵尊とか千体仏とか、ご住職が案内してくださいました!
ほかにも、善光寺スタイルの「善光寺式阿弥陀三尊像」もありました。
本田善光(よしみつ)さんが難波に行ったときに、池の中で光るものがあってそれを引き上げると仏さんだったんだって。だから「よしみつ」→「ぜんこう」寺になったと。
三体の仏さんが一つの光背の中にある「一光三尊」が、善光寺スタイル。
そして、逆さにした臼に乗っているスタイルです。
どうやら よしみつさんが持ち帰った後、お家の臼をひっくり返してその上にのせて祀っていたから、らしい。

いろいろと面白いお話を聞かせてくださいました!
お時間無い中、皆さま本当に親切で
またぜひお参りに行きたいと思います! 

家康と井伊家、淀と三成と大坂方の武将が一つのところに集まっている・・・お寺って不思議なところです。
そして、そういうところ、好き
少し前の記事ですが、お写真も観ることが出来る記事があったので紹介を。。。→「霊場巡りの旅ブログ

 キャッスルロードには、彦根にまつわる「かるた」や、 お店にゆかりのあるものなどが印字されています。
 思わずフラフラと「酒売処 林家」へ。
 彦根の地酒「金亀」と、「いしだみつにゃん」のワンカップ(笑)
車で試飲できなかったから、味はまだ分かりませーん。


渋滞になる前に帰ろう!と思ったけど、途中まで来てやっぱり行っときたい!と思って「千代神社」へお参り。
ご祭神は天宇受売命(あめのうずめのみこと)で、天照大御神が天岩戸に隠れた時にその前で行われた宴で踊って、そのおかげで天照大御神が出てきた、っていう神様。 
なので、芸事の神様でもあるそうです。
 扇みくじを引きましたが、今回は結構よかった
 本殿をパシャリ。。。。。。としたところで気づきました。
 ずん・・・・・・  ずんっ・・・・・・

 また居た(笑)
黒猫さん、最近よく合います
ちょっとずつ近づいたら、逃げ道を確認しながら、ずーっとにらめっこしてくれた(笑)

でも、ぷいって行っちゃった(笑)  
境内社のほうへ行ったので、お参りしに行ったら、、、  もー また付いてきた~ みたいな顔で見られた(笑)ごめんて(笑)

 こいのぼりも気持ちよく泳いでます


さて、帰りは急いで帰りますよ~。 
 ・・・の前に、早い晩御飯。
 多賀SAの「近江多賀亭」で「近江牛三種御膳」
塩で食べるのが美味しかった。
でもちょっとお肉は硬かったな しぐれ煮が良かった。
久しぶりに白いごはんとタンパク質モリモリ(←食べ過ぎ。笑) 


後は、お尻痛いよ~って思いながら、とりあえずは渋滞に巻き込まれずに帰ることが出来ました

 またしてもオヤツいっぱい。
近江牛カレーと、しじみせんべい(味見した時は、しじみの苦みが・・・癖になりそうだった。笑)と、官兵衛印で衝動買い。
あとは「ながは豆」試食してめっちゃ美味しい!ってなったのでお買い上げ。


面白かったけど、疲れたな~
ドライブは連れて行ってもらうのが一番楽だわw ←おい(笑)
でも、素敵なものがたくさん見れて、良い一日でした