サッカー狂映画監督 中村和彦のブログ

電動車椅子サッカーのドキュメンタリー映画「蹴る」が6年半の撮影期間を経て完成。現在、全国で公開中。

CPサッカー女子W杯初開催 初代女王はアメリカ 日本は3位

2022年05月18日 | CPサッカー
5月12~17日、CPサッカー女子W杯が初めてスペインで開催されました。

確か2009年だったと思うが、欧州のCPサッカー関係者の講演に出かけた際、女子チーム、選手はいないんですか?と質問すると「オランダ1人いるかな?」という回答だったかと記憶している。そう考えると感慨深いものがあります。
 
大会は男子の通常のルールと異なり、5人制で、狭いピッチで行われました。
クラス分けが軽く、障害的に軽い選手が7人制よりも相対的に目立ってしまう印象もありました。
GKをどの程度のクラス分けの選手がやるのか、選手層の薄さもあり、なかなか難しい問題のようにも感じました。
 
大会には5か国が参加、初代女王を争い、優勝はアメリカ、準優勝オーストラリア、3位日本、4位オランダ、5位スペイン。
日本の戦績は以下
第1戦 スペイン 6-1
第2戦 オランダ 6-0
第3戦    オーストラリア 0-4
第4戦 アメリカ 1-1
2勝1敗1分け 勝ち点7 得失点差+7で3位となり3位決定戦へ
3位決定戦 オランダ 4-1
 
各試合も配信され、日本の5試合のうち予選リーグのオーストラリア、アメリカ戦はフルで、初戦と3位決定戦は少し観ることができました。
備忘録として、SNSへの書き込み等を書き出しておきます。
きちんとした記事でなくてすいません。
 
第1戦スペイン戦
初めて開催されているCPサッカー女子のW杯、初戦日本は地元スペインに6-1で勝利。
配信を少ししか観れてませんが、日本がサッカーの形になっているのに対し、スペインはあまりそうなっていない印象。
 
第4戦アメリカ戦
スペインで開催中のCPサッカー女子W杯の第4戦は日本とアメリカの対戦。
前半からアメリカは日本ゴールに攻め込むが日本は粘り強く気迫あふれる守備で0-0で前半を折り返す。
しかし後半10分(くらい)、アメリカは右サイドからの折り返しをダイレクトでシュート、何本もシュートを止めていたGK浜田美弥妃もわずかに及ばず先制点を許す。
しかし18分(くらい)、ゴールキックからのオウンゴールで同点に追いつく。その後、アメリカは怒涛の攻撃を続けるが日本が凌ぎきり1-1の引き分けとなった。
気持ちが伝わってくる好ゲーム。大田麻衣もぎりぎりのところでシュートを阻止、石原利恵や黒木咲生も粘り強く走り回り、竹村明結美は第3戦のオーストラリア戦から何度も倒れては立ち上がり、本当にお疲れ様でした。
 
第3戦のオーストラリア戦は、クラス分け的に軽いフィジカルの強い選手にやられたという感じでした。
優勝したアメリカはデフリンピックでもこちらでも優勝、女子サッカーの層の厚さを見せつけた感じでしょうか。