サッカー狂映画監督 中村和彦のブログ

電動車椅子サッカーのドキュメンタリー映画「蹴る」が6年半の撮影期間を経て完成。現在、全国で公開中。

金メダリスト茨隆太郎選手~そして間もなくデフリンピック開幕

2013年07月21日 | デフリンピック

ブログに書くべきことはたくさんあったのですが、いろんなことで忙しかったり、ブルガリア行きの準備が間に合っていなかったりで、久しぶりの更新です。

間もなくデフリンピックが開幕。
私も取材のため、明日ブルガリアに出発します。しかし、準備はまったく間に合っていない…。
映画撮影ではなく、本を書くことを目的とした取材になります。ちょっと時間がかかりそうですが。
サッカー競技に関しては、連日レポートを書けそうです。そのことに関しては、後日お知らせします。

一昨日は、水泳競技に出場する茨隆太郎選手の取材に行って来ました。
茨選手は、2009年の台北デフリンピックの水泳背泳ぎ200mの金メダリスト。当時は聾学校高等部の1年生。現在は東海大学2年在学中で水泳部の部員として日々練習に励む日々。水泳部で中心として取り組んでいる種目は個人メドレー。
デフリンピックには、個人メドレー(200m、400m)、背泳ぎ(50m、100m、200m)、自由型(50m、200m)の7種目にエントリー。
コンディションと相談しながら出場種目を絞り込むことになるようです。
前回大会で金メダルを取った200m背泳ぎには、国内に強力なライバルが出現。同じく大学2年(大阪体育大学)の金持義和選手。ともに出場した世界大会では、金持選手が100、200m背泳ぎろう者世界記録を出し、茨選手も50m背泳ぎで世界ろう者記録を樹立。
合宿では仲の良いということだが、レースでは金メダルを争うライバル同士となる。日本人2人の金メダル争いから目が離せない。
水泳部で取り組んでいる200m個人メドレーもとても楽しみだ。

もっと詳しくレポートしようと思ったのですが、明日の準備が間に合っていなくて…、このへんで。

ソフィアでは、男女サッカー、女子バレー、陸上、水泳を取材予定です。