with クロワッサン

北ドイツの風をお届け☆
クロワッサンは愛犬。黒いからクロワッサン。

ご近所のカフェへ

2013-02-11 16:35:16 | おいしいもの
ずーーーっと前から気になっていたカフェへ、行ってきました♪


旅行資金のために普段はめったに外食をしないので、ウサギと「お店屋さん」へ入ること自体が
ものすごく久しぶりでした。

うちから歩いて2,3分のところにあるそのカフェは、朝から晩まで人通りの激しいメイン通りから
小さな住宅道を1本入った、静かなところにあります。

あまりこの裏通りを歩かないのと、たま~に前を通っても、門?から建物までが離れていて
中をチョッと覗くことができないのもあって、存在は知ってたけどなかなか入る機会のなかったところ。
おまけに敷地内から子供たちの声が絶え間なく聞こえてくるので、「ここってほんとにカフェ??」
という雰囲気なのです。


おなじふうに感じていたという友達と約束をして、「よしっ!」と気合いを入れて(?)
門をくぐりました☆


っと、その前に・・・門にある看板!





Altes Fundamt

Fund(フント)は拾得物、 Amt(アムト)はお役所のことで、
つまりFundamt(フント・アムト)というのは「拾得物取り扱い局」のことを指します。

ちなみに、お役所ではなくて例えば電車やバス会社の拾得物取り扱い課は
Fundbüro(フント・ビュロー、Büroは事務所の意味)といい、こっちの方がふだんは聞きなれた
単語かなと思います。
※私の独和辞書には、お役所であってもFundbüroと呼ぶのがドイツ、Fundamtと言うのは
オーストリアとの説明がしてありますが、ブレーメンでは現在も移転した先でFundamtという名前で
通っています。

・・・と、余談のほうが長くなりましたが。


そう、このカフェは、以前はブレーメンの拾得物取り扱い局だった建物が再利用されているのです☆





じゃ~~ん。

門をくぐって、建物にだんだん近づいてもまだ・・・ここがカフェだって気がしないでしょう?!(笑)





錆び付いたFUNTAMTの看板が、歴史を感じさせる!

外観をそのままに中だけ改装して、古い建物を壊さず快適に使い続けるというドイツのやり方が
とっても好きです。

(地元の伊勢市にも、使わなくなった蔵を改装したカフェやレストランがけっこうあって、
 日本でもやっぱりそういうのは素敵だな~と思います)



赤レンガの建物の右手には、比較的新しい棟も併設されていました。

良く聞こえていた子供たちの声は、ここに保育園が入っているためで(この日は日曜日だったので
子供は1人もいませんでしたが)ほかにも老人向けの集合住宅として使われているようです。



カフェの名前はmundart(ムント・アート)、直訳すれば「お口のマナー」?!

 いやいや(^^;) Mundartというのは、「方言」という意味の1単語だそう。
 カフェに行くにも勉強になるわあ☆笑

ドイツでBIO(ビオ)と呼ばれるオーガニック食材を使ったランチメニューやビュッフェが売りの
お店のようです。

私達はコーヒーの時間に行ったので、それぞれ好きなコーヒーの種類を注文。





手前のまあるいカップは、私のMilchkaffee!
ミルヒ・カフェーはたいてい、普通のコーヒーよりひと回り大きいカップでたっぷり出てくるので
お得です☆

右奥は、ウサギの頼んだLatte Macchiato☆
ラテ・マキアートは、背の高いグラスにまず泡立てたミルク、そのあとエスプレッソが勢い良く
注がれてグラデーションが綺麗なのが特徴です。


このお店ではなんと、ミルクが牛乳か豆乳か、選べる仕組みでした!

私と友達2人は迷わず、豆乳!
あまり冒険しないウサギは、手堅く牛乳。 性格出るな~(笑)

豆乳バージョンのミルヒ・カフェーはコクがあって、いつもの牛乳のとはずいぶん味が
違いました。
家で淹れるコーヒーでも、ためしてみようかな!


店内の写真は、けっこうお客さんが入っていたので撮れませんでした。

中庭もあるようだったけど、その日の夜は演劇のイベントでそのスペースを使うらしく
見に行くことができなかったので、また暖かくなったら中庭のテラスに座りにこようかな!



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