♭が付いた場合のドの位置は?

調号に♭が付いていたら、移動ドで読むときにはドの位置が変わります

まず♭が1つだけの場合ですが、♭のある位置がファとなります。

覚え方は簡単。
ラットだからファですね。
(ャープの時はだったし、日本語に合わせているみたいですよね)

(赤線部分ファ。以下同様)


では、♭が沢山あったらどうでしょう。

#の場合と同じで、一番右側の♭の位置が必ずファとなります。

んがしかしっ!!!

もっと簡単な方法があるのです。

何と右から二番目の♭の位置がドになるのです。
例えば(青線部分です。)

こんな具合です。


実は、ぼくもずっと右端をファと考えて読譜していたんですが、あるときふっと気が付いたのです。
なんだ、簡単にドの位置が分かるではないですか。


これは、♭を記述する決まりが、右側に行くに従ってその♭の位置から4つ上がって、5つ下がるを繰り返すからです。

右端の♭の直前の♭が、右端の♭より下にある場合は、ファからファミレドと下がる直前の♭の位置に来ます。

右端の♭の直前の♭が、右端の♭より上にある場合は、ファからファソラシドと上がると直前の♭の位置に来ます。


この規則は、へ音記号でも同じですからドの位置は簡単に分かりますね。

これで、どんな調の楽譜でも(楽譜の途中に臨時記号の#、♭がない場合)ドレミファソラシドで読むことができるようになりました。
(歌えるようになるのは、これからのお楽しみです)



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