覚えていない短メロフレーズに対応する方法(レ、ミ、ファの場合 基本編)

既に覚えた短メロフレーズが、曲中に出てきたときには、聴いただけでメロディが分かったり、楽譜を見て歌えたりということが、徐々にできるようになってきたのではないでしょうか?

覚えておくと有用な短メロフレーズは、まだ沢山ありますがひとつひとつ個別の音が、そのキーの中で何の音なのか分かると便利です。

短メロフレーズを使えば、短時間で音程を理解できますし、この方法を使えば、知らないメロディの音程を知る助けになりますので、使い分けると良いと思います。

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[今日の練習]

まず、基本となる方法からです。

ドを感じることができることが、絶対条件となるので
ドレミファソラシド↑
ド↑シラソファミレド

は確実に歌えるようにしておきましょう。

最初と最後のでは終止感、または安定感を感じてください。
(以下のフレーズも同様です)

・レの場合
ドを歌い、続いてレを歌います。
(ドーレーと伸ばします)

レの音を気持ちの中で保ったまま、一呼吸置いた後、レからドに戻ります。
(レードーとなります)

この時、歌い出しのドと、終わりのドが同じ高さ(だと思えたら)ならOKです。

・ミの場合
ドを歌い、続いてレミを歌います。

(ドーレーミーと伸ばします)

ミの音を気持ちの中で保ったまま、一呼吸置いた後、ミからドに戻ります。
(ミーレードーとなります)

この時、歌い出しのドと、終わりのドが同じ高さ(だと思えたら)ならOKですが、音の間隔があく程に、難しく感じるかも知れません。
(メロディに対する得手不得手があるので、一概には言えませんが)

・ファの場合
ドを歌い、続いてレミファを歌います。
(ドーレーミーファーと伸ばします)
ファの音を気持ちの中で保ったまま、一呼吸置いた後、ファからドに戻ります。
(ファーミーレードーとなります)

この時、歌い出しのドと、終わりのドが同じ高さ(だと思えたら)ならOKです。

ファの場合は
ファーソーラーシード↑ー
も試してみてください。
(最後のドはオクターブ上なので注意してくださいね)

自分が得意なほうを覚えて、そちらを使えば良いと思います。


では、使用方法です。

あるメロディを聴いたときに、その音の1つに注目します。
そして、その音の音程がミではないかと思ったとします。
今回の方法は、それを確かめるときに使います

つまり、
・その音をミだと思う。
・ミーレードーと歌ってみる。

最後のドが、自分の思っている、この曲のドと一致していて、違和感がなければその音はミで合っているということになります。

意外と簡単な方法なので、試してみてください。

最初のうちは、合っているかどうか楽器で確かめてみましょう。
慣れると、楽器は不要になりますよ。
(楽器で確かめて、合っているとうれしいです)

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短メロフレーズを覚えて、相対音感を身につけ、読譜耳コピー作曲などに役立ててくださいね。

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