森かずとしのワイワイ談話室

平和・人権・地球・子育て・教育・くらし・そしてまちを語る

6月議会最終日を控えて

2008-06-23 23:29:57 | 議会活動
 金沢市議会6月定例会も明日が最終日となりました。常任委員会の今日、市民福祉常任委員会で、市民団体が提出していた後期高齢者医療制度の廃止を求める二本の請願が、賛成多数で可決されました。この種の請願を可決させたのは、近年にはなく、会派市民と我々社民、そして紹介議員である共産党会派で計4人。自民・公明党は、議長を除くと3人です。この結果は、明日の本会議で委員会決定の承認をめぐって再度議決されます。数の上では、本会議場では、自民党、公明党を党籍とする議員数は過半数を超えていますから、普通に事が運ぶと逆転で請願は否決されることになります。
 また、自民党・公明党会派から提出されている長寿医療制度(後期高齢者医療制度)に関する意見書案(「堅持を求める」から表題を修正)に対する採決も予定され、これには、会派市民から意見書案に対する質疑を行い、会派社民を代表して私が反対討論に立つことになっています。これも、普通に採決されれば、自公で過半数可決を許してしまうのですが、世論の強い批判にさらされている医療制度問題です。自民党議員の中にも、複雑な思いもあるようで、予期せぬ事態が展開するかも知れません。
 まあ、それはともかく、反対少数で採択されても、議場で堂々と問題を指摘し、住民の意向に沿って態度を表明できることは、意義の大きいことだと思っています。会派社民の立場は、なかなかこのような機会にならず、私にとっては初めての経験となります。反対討論書をきのうから準備をはじめ、今も、最終詰めの推敲を行っているところです。「姥棄て山制度」と揶揄される諸問題点について、明確に言い切りたいと思っています。本会議開会は13時予定です。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。