森かずとしのワイワイ談話室

平和・人権・地球・子育て・教育・くらし・そしてまちを語る

金沢市保護司会・PTA関係者と教育長との懇談 尾張町主計町周辺水害基本調査などなど

2010-08-13 02:18:47 | 議員活動
 台風4号が日本海を縦断した。県内では心配された雨風の被害はなかったようだ。
 熱風が吹いた昨日11日は、金沢保護司会と城南中学校のPTA役員、少年連盟有志と浅香教育長、縄生涯学習部長との懇談に仲介者として同席した。学校を取り巻く地域にある子ども青年に対する成長の懸念、保護者の側の教育力、価値観のありかたなどについて、かなり忌憚のない話が交わされた。教育長は聞き役だった。そもそもこの企画が私に依頼されたのは、ずっと地域で子どもたちと関わり、非行や犯罪に走った青少年を見守ってきた地域住民が、近頃の金沢の学校がおかしくなっているとの問題意識からだ。私もこの問題意識を共有している。それは、競争市場原理にもとずく「教育の商品化」、その品質保証のための説明責任で現場は疲弊している。子どもたちは抑圧傾向に置かれ、友だちから嫌われないように自分を隠して付和雷同にある。これには、前教育長時代からの金沢の成果主義の教育施策も私は関与していると見ている。子どものくらしと地域社会の将来に思いを寄せる地域住民とともに、中学校学校選択制度、全国学力調査などの見直し廃止の地域世論を広げたいものだ。

 ところで、話題は替わる。浅野川水害被害をうけた主計町周辺で水害基本調査が始まっている。これに対し、私は地域住民と共に基本調査の中で、浸水被害の真相究明をつくすことを求めてきた。6月後半からはじまった現況調査が終わり、これから、私たちが求めてきた住民からの聞き取り調査がいよいよ始まる。事前に協議を重ねてきたのに、委託調査の落札があって以降も何ら説明がなかったので、さすがの私もお冠となった。
 12日午後に、技術担当の課長補佐が控室にやってきて、遅ればせの説明を謝罪した。8月後半から地元との日程調整に入り、9月はじめには聞き取り調査に入るという。
 逆流を防げなかった懸念、水門管理の不徹底等々指摘される「不都合な真実」にも目を背けず、住民が納得いく原因究明を行い、内水管理に万全を期して欲しい。それが信頼回復の道だからだ。

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