新聞を読んで

いろんな、新聞を読んで感じたことを書いて見たいと思います。

精巧 だんじり模型寄贈

2013-08-18 20:23:20 | 日記

精巧 だんじり模型寄贈

 


 

 星槎(せいさ)国際高広島学習センター1年岡田隼知(はやと)君(15)=広島県世羅町甲山=が、地元の夏祭り「甲山廿日(はつか)えびす」で登場するだんじりのミニ模型を、近くの大田庄歴史館に寄贈した。ペットボトルや木材、色紙などを使い、ちょうちんや欄干などを忠実に再現している。

 模型は実物の5分の1サイズで高さ約60センチ、幅約40センチ、奥行き約50センチ。昨夏に約1カ月かけて作った。

 岡田君は、物心がついた時からだんじりの引き手を務めた。中学生からは、だんじりの前でする即興劇「にわか」にも出演している。「廿日えびすは昔から身近な存在。盛り上げるものを作ろうと思った」と話す。

 昨年8月19、20日の祭りの期間中、完成したばかりの模型を自宅近くに展示した。その後は同館で保管されていたが今月13日、正式に寄贈。常設展示場に並べられた。岡田君は「廿日えびすに関心を持つ人が増えてほしい」と願っている。

【写真説明】自作のだんじりのミニ模型を説明する岡田君

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201308170144.html

 

 


昨日のカープ 勝ちましたよ

2013-08-18 06:16:54 | 日記
【プロ野球】

DeNA4-6広島 広島が逆転勝ち

2013.8.17 21:27
横浜DeNA対広島の六回、広島の代打・岩本貴裕がレフトへ2ラン本塁打を放つ=横浜スタジアム(北野浩之撮影)

横浜DeNA対広島の六回、広島の代打・岩本貴裕がレフトへ2ラン本塁打を放つ=横浜スタジアム(北野浩之撮影)

 広島は2-4とされた直後の六回に堂林の適時二塁打と代打岩本の4号2ランで逆転。八回は松山の8号ソロで加点した。バリントンは5回4失点で6勝目。DeNAは投手陣がふがいなく、1分けを挟んで3連敗。

 ◇セ・リーグ        

 DeNA-広島17回戦(広島11勝6敗、18時3分、横浜、23127人)     

広  島020003010-6 

DeNA100120000-4 

▽勝 バリントン22試合6勝9敗

▽S ミコライオ41試合2勝4敗18S  

▽敗 コーコラン6試合1勝3敗

▽本塁打 岩本4号(2)(コーコラン)松山8号(1)(山口)



セ・リーグ(17日)
巨 人 7-2 中 日 終了
DeNA 4-6 広 島 終了
阪 神 1-0 ヤクルト 終了

今日のコラム

2013-08-18 05:52:32 | 日記


8月18日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

人材を引きぬけば……

 職場で、この人はなくてはならない非常に重要な人であり、余人にはかえがたいと思っていた人が、ある事情でその仕事を離れました。そこで当然、戦力のダウンが生ずるであろうと考えていたら、不思議なことにその部なり課の成績が上がったということがあります。

  これは、あとを受け継いだ人が大いに力を伸ばし、かえってよい結果を生んでいるということに他なりません。ですから私は、すぐれた人材を他の部門に起用す る必要があるというような場合、躊躇せずこれをやるべきだと思うのです。あえてそれを行なうことが往々にして、人材の育成に結びつく場合が少なくないとい うことを体験してきたのです。






筆洗2013年8月17日
(東京新聞)
 
▼靖国神社にある遊就館の片隅に奇妙な像がある。潜水服姿で頭には大きなかぶと。両手で長い棒を持ち、身構えている。先端に付けられているのは機雷である

▼八月十五日の遊就館は見学者であふれていたが、この像をあまり気に留める人はいない。それはそうだろう。本土決戦を水際で食い止める「人間機雷」の存在はほとんど知られていないのだから
▼敗戦直前に横須賀や呉などで部隊が編成され、三千人近くの若者が潜水訓練を受けた。上陸する米軍の舟艇を水中で待ち構え、竹ざおの先の機雷を突き上げて自爆する。「伏龍」と名付けられた水際特攻隊である

▼空を飛ぶ夢を失った予科練の少年兵たちは、ひたすら死に向かう訓練に明け暮れた。本土決戦が回避されたために実戦には至らなかったが、潜水具には構造的な欠陥があり、多くの若者が訓練中の事故で命を失った

▼当時の戦争指導者の愚劣さが凝縮されている人間機雷を考えたのは、参謀として真珠湾攻撃の作戦を立案した人物だ。自らを犠牲にして祖国を守ろうとした少年たちの命をここまで軽く扱うのか。以前、取材した時に心底、怒りがわいた

▼戦争が長引けば伏龍の要員になるはずだった人物に城山三郎さんがいる。特攻を命じた側に常に厳しい視線を向けた作家の原点だろう。「日本が戦争で得たのは憲法だけだ」。城山さんの言葉が重く響く。




2013年8月18日天声人語(OCN*朝日新聞デジタル)

天声人語

▼昨年12月に亡くなった漫画家の中沢啓治(なかざわけいじ)さんに、あるとき手紙が届いた。『はだしのゲン』を読んだ小学生の母親からだった。息子がトイレに一人で行けなくなった、と。中沢さんの書いた返事がいい

▼「息子さんは、すばらしい感受性の持ち主です。ほめてやってください」。昨夏、本紙のインタビューで語った話だ。代表作で描いた原爆の悲惨さが児童に伝わったと知って、うれしくなったのだろう

▼ゲンは中沢さん自身の被爆体験をもとにしているが、広島で当時、実際に目の当たりにした光景は、作品での表現よりはるかに酷(むご)いものだった。絵は子ども向けに抑えて描いたという。それでも時に「残酷すぎる」と言われたと述懐している

▼この海外にも知られた名作を、子どもたちが自由に読むことができなくなった。松江市内の市立小中学校の図書館でのことである。旧日本軍がアジアの人々の首を切り落としたりする場面があり、暴力描写が過激だと市教委が判断したという

▼市議会への陳情が発端らしい。ゲンが「間違った歴史認識」を子どもに植え付けるから、撤去すべしという内容だった。さすがにそこまではしなかったが、最近まで好きに触れることのできたものがなぜ突如、駄目となるのか。解せない話だ

▼地獄図のような場面を見れば、だれしも恐怖を感じ、戦慄(せんりつ)を覚える。しかし、そんな経験から戦争の恐ろしさ、罪深さを思い知る。子どもの感じる力や考える力を、中沢さんのようにもっと信じてはどうか。