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まぼろしの薩摩切子展を見てきました

2009年05月10日 00時11分50秒 | 博物館・美術館・イベント
遅ればせながらまぼろしの薩摩切子 展を見に行ってきました。

昔学生時代に図書館で勉強していたとき、疲れた時に良くガラス細工の本を読んでいて、その時に薩摩切子の藍色と透明、紅色と透明の合わせガラスによる切子細工に魅了されました。

で、何時か現物を見てみたい、と思っていたら、サントリー美術館でまぼろしの薩摩切子、というのが展示でやっていたので、東京ミッドタウンまで行って見てきました。

薩摩切子は「薩摩藩が幕末から明治初頭にかけて生産したガラス細工・カットグラス(切子)」で、「第10代薩摩藩主島津斉興によって始められ、11代藩主島津斉彬が集成館事業の一環とした」とあり、期間はかなり短いですが非常に洗練されていて美しい器が多いです。(「」はWikipedia)

中には少し乳白色にくもっていたり、黄色がかっている器もありましたが、合わせガラスが非常に美しくて素晴らしかったです。
また、器を通った光が、(器によっては計算されているのか)、万華鏡のような幾何学的な紋様を落としているのもあり、見ていて楽しかったです。(一番最後の器の光を通したあとの影は、植物の葉っぱのような紋様になっているんだけど、器にはそんな模様は彫られていなくて、そこが未だに謎。面白かった(´ー`)。 )

江戸切子は合わせガラスではなくて無色透明のカッティンググラスみたいのが多いので、薩摩切子の色鮮やかなのには惹かれます。いつか余裕が出来たら復刻された小品でも購入してみたいところです。

まぼろしの薩摩切子(サントリー美術館)
薩摩切子『ウィキペディア(Wikipedia)』


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