――☆★さんぐ/撮速日記★☆――

iPad(第3世代)/K7/DIGNO T/SIGMA dp2 Quattro

iPhoneと・・・ガラパゴスケータイ??

2009年09月06日 11時54分27秒 | デジタル(モバイル)
 iPhoneを8月末に購入してから早一週間。
 とりあえずTwitterFonやOcarina,iMandalArtなど入れてぼちぼち試しています。
Twitterはまだ始めたばかりなので何も判らないですが・・・w。

 iPhoneは賛辞の声しか聞かなくて、iPhoneはすごくて日本のケータイは独自の進化を遂げたガラパゴスケータイ、なんていう声が巷にはあったりします。一体iPhoneの何が凄くて、日本のケータイがガラパゴスケータイ、なんて蔑称まがいの言葉で呼ばれるのかちょっと考えてみました。

 基本的なハードの機能を見る限り、iPhoneはしょぼいです。(カメラが趣味なのでその部分に限ると、ですw)300万画素のAF付きカメラで、タッチした場所に焦点が合う程度のカメラなら、日本では並以下です。ケータイとしても画素数的(重要かは不明ですが)に言えば大した特徴では無い。では、何が凄いのかといえば、使いこなし方が凄い気がします。

 動画を撮ってYoutubeにトリミングしてボタン一つでアップロードできる、というのはかなり便利で面白い機能です。写真もアプリを使うことでiPhone単体で色々手を加えられるようだし、これ一台で完結しているのが良いです。

 電話は、黒電話のハードのみを売るのを第一世代とするならば、機能が増えて企業の提案によるアプリケーションで、複数の機能を個人が設定して使えるようになったのが第二世代、個人の提案によるアプリケーションで、膨大な機能の組み合わせの中から自分の使う目的に相応しい機能を選択してインストール出来る様になったのが第三世代だと思っています。

 日本のケータイは第二世代のケータイにカメラやテレビといった単機能を付加している形態の携帯が多く、インターネットの接続やアプリの許可に関してはやや消極的な姿勢が目立つ気がします。
 それに対してiPhoneは、インターネットに接続されていることが前提の機能が多い気がします。そして、携帯の上で動くアプリが豊富に生み出される土壌作りがなされている点が大きく違います。

 アプリケーションは、例えば開発者は、スタンフォード大学でiPhoneアプリケーション開発者向けの講義を無料で見ることができます。またAppleがiFundというファンドを作って開発者に資金が渡るような仕組みが整えつつあります。
これによって個人は、アプリを作って世界中に売ることが出来れば、一攫千金という夢を持つことが出来たりします。

 またこうして出来たソフトはAppleが審査し、AppleStoreやiTuneに並びます。アプリは個人に評価され、その評価によって評価付けをされているので、購入したい人にわかりやすい仕組みが出来ていると思います。

 日本のケータイは、残念ながら帯域が狭くてインターネットの制限が必要だった時代、セキュリティ上の不安からアプリの仕様を制限する時代からの考えを引きずっており、ハードを使いやすくするアプリの作り手の変化(企業→企業+有能な個人複数人)に対応できてない気がします。

 でも、実用の面で見たら、(携帯に載っていない)カメラやテレビ、ボイスレコーダ等の性能は高いので、これをケータイに載せて個人がアプリケーションを作って活用出来るような仕組みを作ればかなり善戦するのではないでしょうか。

 別に機能を高めるのが先か、活用の選択肢を増やすのが先か、という違いだけなので、ガラパゴスなんていう呼称はあまりふさわしくない気がします。

 長文だとかなりぐだぐだになります(汗)。また後でこっそり直す可能性大です。。