CAPA、という月刊のカメラと写真の雑誌を買っています。
今までは大して題名に気も留めなかったけど、ロバート・キャパというのは有名な写真家らしい。良く出てくる名前なので、一度写真集か著作を読んでみたいと思っていました。それで土曜日になったので早速、図書館に行って借りてきました。
・「ちょっとピンぼけ」について
本は1947年に出版されたもので、1942年夏から始まり、ヨーロッパ戦線終結までの話が書かれています。
場面は、仕事とお金が全く無い状態のキャパに、手紙が3通来る事から始まる。
その手紙の1通は、滞在国のアメリカから敵国人扱いを宣告するもので、もう1通は週刊誌コリヤーズ社の戦争報道写真の特派員としてヨーロッパに派遣されることが書かれていた-。
中身はキャパの見聞した内容が書かれ、相手の考えている内容や、気持ち等に対する主観的な記述は非常に少ないです。ただ、その光景を詳しく描写したり、相手の言葉をそのまま記述することで、相手の考えていることを客観的に表してます。非常に淡々と書かれていて読みやすいですが、激しい戦闘や、悲しみや喜びが、描写から滲んで来て心に響きます。ノンフィクションは良作が多いけど、これも非常に良い本でした。
・CAPAについて
1913年にハンガリーのブダペストに生まれたアンドレ・フリーマン(後のROBERT CAPA)は、父がユダヤ系であったためユダヤ人排斥等の困難にあいます。
1936年のスペイン戦争の戦争写真(「崩れ落ちる兵士」、コルドバ)がライフに掲載されてから、CAPAの名前は注目を集めることになります。その後日中戦争、第二次世界大戦のヨーロッパ戦線、第一次中東戦争、および第一次インドシナ戦争の5つの戦争を取材します。最後のインドシナ戦争でCAPAは地雷によって亡くなります。享年40歳。
ロバート・キャパ - Wikipedia
今までは大して題名に気も留めなかったけど、ロバート・キャパというのは有名な写真家らしい。良く出てくる名前なので、一度写真集か著作を読んでみたいと思っていました。それで土曜日になったので早速、図書館に行って借りてきました。
・「ちょっとピンぼけ」について
本は1947年に出版されたもので、1942年夏から始まり、ヨーロッパ戦線終結までの話が書かれています。
場面は、仕事とお金が全く無い状態のキャパに、手紙が3通来る事から始まる。
その手紙の1通は、滞在国のアメリカから敵国人扱いを宣告するもので、もう1通は週刊誌コリヤーズ社の戦争報道写真の特派員としてヨーロッパに派遣されることが書かれていた-。
中身はキャパの見聞した内容が書かれ、相手の考えている内容や、気持ち等に対する主観的な記述は非常に少ないです。ただ、その光景を詳しく描写したり、相手の言葉をそのまま記述することで、相手の考えていることを客観的に表してます。非常に淡々と書かれていて読みやすいですが、激しい戦闘や、悲しみや喜びが、描写から滲んで来て心に響きます。ノンフィクションは良作が多いけど、これも非常に良い本でした。
・CAPAについて
1913年にハンガリーのブダペストに生まれたアンドレ・フリーマン(後のROBERT CAPA)は、父がユダヤ系であったためユダヤ人排斥等の困難にあいます。
1936年のスペイン戦争の戦争写真(「崩れ落ちる兵士」、コルドバ)がライフに掲載されてから、CAPAの名前は注目を集めることになります。その後日中戦争、第二次世界大戦のヨーロッパ戦線、第一次中東戦争、および第一次インドシナ戦争の5つの戦争を取材します。最後のインドシナ戦争でCAPAは地雷によって亡くなります。享年40歳。
ロバート・キャパ - Wikipedia
★amazon.co.jp(アソシエイト)★(説明等有。) | |
ちょっとピンぼけ 新版ダヴィッド社このアイテムの詳細を見る |