ボー研隊 KAZOO号が行く

ボート釣りを中心に、日々の話題に接して行きます。

完全フカセの巻

2017年05月21日 | 釣行記
前回小あじのロスタイムで根魚狙いは反省の残る釣りでした。

訳は細仕掛けで、シラサでのメバル狙いが、全くのベラ攻撃で撃沈となったからです。

シラサは生餌で特効薬ですが、エサ取りには全く歯が立たない。

この時期の底ものは、キビナゴ、イワシの冷凍で十分でした。

さて今回は完全フカセに挑戦です。




GPS魚探でポイントに着けばアンカーで固定し、GPSにて走錨してないか確認。

第一にすることは、撒き餌の開始。

適当に撒いたところで、仕掛けをセットしゲーム開始。

撒き餌と仕掛けが同じ速度で流れるよう、糸を送り込んでやります。

今回はじめの段取りが良かったのか、40m出したところで、シャーと糸が出てゆきました。


大イサキを期待していたのですが、乗っ込み真っ最中の鯛がきました。

48cm、食べごろサイズの姫です。



電動リールを巻ながらも、撒き餌をぱらぱら、途絶えたら散ります・

次は連れの親方を釣ってしまいました。

珍味の白子ビッシリ抱いており、よく引きます。

リールのバックラッシュが酷くあせりましたが、取れたのは76cmありました。



朝の1時間でほとんど勝負が付きました。

日が昇るとエサ取り優先で、親方までエサが届かない様子。

正午前までべたなぎで、30度の日差しが熱い。

なんやかんやで、クーラーいっぱいになりました。



帰って再計量したら75cmにちじみましたが、おかげさんで出刃包丁を新調しました。

出刃の大きさが勝負です。

帰ってからの2時間、悪戦苦闘で、三枚に下し冷凍用、刺身用と大変でした。

いまだに-60度のフリーザに重宝しています。

アラはシーフードカレーの出汁用に変身。

おいしく食べてあげるのが供養だと思っています。