上越市家族会 ~ひとりで悩まずみんなで支え合って~

この会は、こころの病を持つ人を身内に抱える家族の集まりです。みんなで支え合って精神障害者の福祉向上を目指します。

「夜明け前」試写会No2・「きょうされん」発行パンフ紹介      NO111

2018-09-21 20:44:35 | 日記
◆「きょうされん」が、呉秀三氏の上映運動に関連して作成した「日本の精神保健福祉の現状」について紹介します。
日本障害者協議会代表の藤井克徳氏がこの上映運動に対して、寄稿された内容です。要約します。
◯「今こそ変えよう!日本の精神保健福祉 ~明けない夜はない~」
日本精神医学の先駆者とされた呉秀三氏をご存知でしょうか。今から100年前に、当時の精神障害者の実態を称して「この病を受けたるの不幸の他に、この国に生まれたるの不幸を重ぬる」と言い放ちました。古めかしい言い回しですが、その内容はそっくり今に通用します。(中略)
精神科病院での超長期入院政策は一向に改まらず、加えて身体拘束や保護室監置の乱用などの人権侵害の事実・・・地域生活の支援策不十分で、精神障害者の多くは、ギリギリの生活水準である。(中略)
他の障害よりずいぶん遅れをとっているのです。
早急に抜本的な改革が必要です。社会全体が精神保健福祉の問題に正面から向き合うべき時です。このパンフレットが精神医療と精神障害者の福祉政策の近未来を切り拓くうえで、約立つことを願っています。
【パンフレットの内容:A4版8P】
1.日本の5大疾患のトップは精神疾患
2.こころの健康問題は社会に大きな影響を及ぼしています。
3.精神科病院の長期入院の現状
4.閉鎖的な病院の中で隔離され、身体拘束されている人たちがいます。
5.格差1:精神医療は一般医療と差別されています。
6.格差2:世界水準との格差 入院治療から地域治療へ転換した国しない国
7.障害者権利条約にふさわしい精神保健福祉を実現するための5つの提案
以上です。詳細は著作権の関係で掲載できませんのでご容赦願います。
尚、パンフレットご希望な方は、「きょうされん」へお問い合わせください。


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