プチギャンブラーKの徒然日記

-*-*- スロパチリーマンKのマッタリ気まぐれ日記 -*-*-

ボーカロイド

2011年08月11日 03時27分11秒 | 普通日記 Diary

 ボーカロイドって知ってます?

 「初音ミク」という人工音声パッケージソフトで、音階やリズム等を打ち込むと搭載された人工音声(といっても声優モデルさんの声ですが)で歌ってくれるもの。確か4-5年前くらいに出始めたと記憶していますが、当時ニコニコ動画で流行り始めていました。これが今日までに物凄い勢力を伸ばしており、「初音ミク」以外にも子供声、男性声、大人女性声と各種シリーズが続々出ているだけでなく、驚くべき事にこれがCDで発売されている事態になっています。気付かずどこかで耳にしている事があるかも。ボーカロイドとは、歌うアンドロイド(VOCAL+アンドロイド)を文字ったもの。

 さてこのボーカロイド、ニコラーの俺ですから存在は知っていました。しかし、そこは人工音声なので不自然な電子音にしか聞こえず、流行りだした頃にいくつかランキングの高い動画を鑑賞しましたが、どうにも自分には合わず早々に放置していたコンテンツでした。が、最近どこかの記事で海外でこの「初音ミク」の話題が広まりつつあるというネット記事を見つけ、なんとなしに読んでみたところ、今や日本だけでなく海外各所で猛威を奮っているとの驚愕の内容となっていました。一番ビックリなのが、立体化・・・?いや違う、3D投影されたこのキャラのコンサートが開かれていたという。「マクロスプラス」というマクロスシリーズのアニメで、人工的に作られたバーチャルアイドル「シャロン・アップル」に熱狂する人々が描かれていましたが、まさにアレ。まさか現実にこの光景を目の当たりにするとは思ってもいませんでした。アニメの設定は2040年となっているので、マクロスプラスを制作した側もまさかこんなに早くバーチャルアイドルが生まれるとは思ってもいなかった事でしょう。ビートマニアのようなリズムアクションゲームも発売されているし、カラオケでもガンガン歌われているようで、状況が想像よりナナメ上過ぎて言葉が出ない。どうしてこうなった。

 俺が見放した頃には、ネギを片手に振り回し「たったった~らうんぱっぱ~・・・♪」と淡々と抑揚の無い声で歌うボーカロイドを見て寒気を覚えたほどですが、今現在はどんなレベルになっているのか。試しにいくつか聴いてみたところ、基本的に歌っている電子音声自体には変化はありません。が! 歌っている楽曲に変化がありました。初期はほぼ既存曲(主にアニメ)をトレースして歌わせているだけだったが、今はオリジナル楽曲が圧倒的に多い。作詞作曲には興味がある、けどバンド活動するだけの気力は無い。自分で歌って披露するほどではない。そんなユーザーにはドストライクなコンテンツだったようで、数える気にもならないほどにオリジナル楽曲で溢れていました。そしてその中には素晴らしい曲がいくつかありました。まだ探り始めたばかりですが、『ハジメテノオト』『歌に形はないけれど』『つきうさぎ』の3曲はヤベェ。軽く目から水が出る。ボーカロイドが歌っているバージョンより、それを素人さんが「歌ってみた」シリーズが全然良い。やっぱり電子音声より生歌のほうが全然だよなぁと思う。

 残念ながら今発売しているCDは、ほとんど「初音ミク」が歌う電子音声ばかりっぽい。何人か代わりに歌う人(代理人、プロでも可)を用意して、自分の選択したボーカロイド楽曲をその代理人を歌ったものをCDアルバムにして売り出す販売をしてくれないですかね? 平井堅が上記3楽曲を歌ってくれたら、確実にイッてしまうと思います。
 
 いやー日本侮ってたわ


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