里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

水墨画「大麦」

2022年06月16日 | 水墨画:菜果
画仙紙 半切1/3 

麦秋と言う言葉が何とも良い響きに感じられます。
当地方では、まさに今です。
時折通る道筋に大麦を大規模に集団栽培しているところがあります。
バックには雄大な蔵王連峰が遠望できる絶景ポイントです。
長年、麦秋と蔵王連峰のコラボのベストショットを撮りたいと思っていますが、会心作は実現できていません。
今年もチャンスはありませんでした。
もっとも、狙ってではなく、たまたま通りかかった時にしか撮らないので無理としたものでしょう。
今年は、生産者の方々も大変だろうと思います。
収穫間近にして不良天候が続き、大雨で倒伏したところが多かったからです。
過日、通った時のもの。好天に恵まれれば蔵王連峰が望めます。


かつて、この地をモチーフに水墨の風景画を描いたことがあります。
大麦でも、正確に言えば6条大麦。粒が6列に規則正しく並んだ穂に長い芒(ノゲ)。
画になる作物です。




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