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観た映画の感想など

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ツォツィ

2007-06-01 | 新作
舞台は南アフリカのスラム。仲間といっしょに窃盗を繰り返すツォツィは、ある日金持ちの車を強奪する。ところが後部座席に赤ん坊が残されていた。彼は赤ん坊を育てはじめるが、オムツの替え方も何を食べさせればいいかも分からない。そこで同じくらいの赤ん坊を持つ近所のミリアムを銃で脅し、母乳を与えさせる。

赤ん坊がきっかけとなり、少年のすさんだ心が少しずつ変わっていく、という筋。ツォツィは最初は人間以下の顔つきだったが、だんだんと優しい目を見せるようになっていく。銃で脅していたミリアムにも「ありがとう」と言葉をかけるようになる。

南アフリカで作られ、監督も俳優も南アフリカの人たち。当然、アフリカを舞台にしたハリウッド映画とは深みが全く違う。独裁政権、部族対立、人種差別、エイズなどといった「問題」で語られるアフリカではない、「人間」が暮らすアフリカが描かれている。私はこういうアフリカ映画がずっと見たかった。久々に心を動かされた。

公式サイト:http://www.tsotsi-movie.com/
トラックバック先:分太郎の映画日記
評価:★★★★★
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