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大統領暗殺

2007-10-08 | 新作
ブッシュがシカゴを訪問し、イラク戦争を批判するデモ隊の激しい抗議に会う。どうにか切り抜けてホテルで演説し、出ようとしたところで、何者かに狙撃されて死亡する...そんな設定で展開する、実在の人物を主人公にしたフィクション。

政府、警察、容疑者などのインタビューを中心に構成されたテレビ番組のような作りだ。インタビューの部分はもちろん俳優が演じているのだが、その間にニュースから切り貼りされた映像が挿入されていて、まるで全部現実であるかのように思わされる。大統領が暗殺されたとき政府はどう対応し、警察の捜査はどう進み、どんな人たちが逮捕されるのかを語るインタビューはまさに迫真。これほどリアリティにあふれたフィクションは滅多にない。

実在の人物が暗殺される設定ということで不評を買ったようだが、マイケル・ムーア的なブッシュ叩きの傾向は全く感じなかった。現実に起こりうる事態を想像し、そのことで現在の政治状況の問題点をえぐり出すことを狙ったのだろう。フィクションというよりシミュレーションとでも分類すべき作品か。同じスタイルの作品が続いて登場し、新しいジャンルが出現したら面白い。

公式サイト:http://www.20071019.jp/
評価:★★★★★
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