天日に干されて美しく黄金色になったの稲藁に
うそみたいにたわわに実った穂が重く垂れ下がっています
足踏み式の脱穀機でぐるんぐるんぐるんぐるん。。
回転しているところへ稲穂をあてると
ガガガガガガガ~!っと
当たって穂がはずれ、バラバラと下におちていきます
ワラでベッドを作らなくっちゃ☆と
ワラの上でくるくる舞っているところ
ハイジみたいでしょ♪
手で植えて、手で刈って、手で脱穀する
ひと昔前はみんなそれが当たり前で
普通の営みだったことが信じられないですね
昔のひとはほんま大変やったんやな~って終始感心するばかり。
ちっちゃな田んぼで
新米かあちゃんたちと、ちっちゃいこどもたちと
はじめてみんなで作った今年のお米
不耕起、無肥料、無農薬
草ボウボウでヒヤヒヤしたけれど
全部で15キロくらいにはなったかな?
子育てしながら、作業をするのも大変だけど
幼い今だからこそ こどもと一緒にお米作りがしたかったのです
緑色の草みたいな苗が
どろんこのなかに根を張り
稲の成長を感じ、経験する
「これがおにぎりになるんやで~。すごいねぇ。」
って、言ってたら
『にぎ~?』(おにぎりのこと)って
2歳の息子が田んぼや稲穂を指さして話すようになりました
作物に命が宿り 食べる事が 命につながる
昔は生活の中にあった食と農の営みが
どうしたってかけ離れていく現代生活の中で
自然にそれを感じられる土台を、
こどもたちにそっと作ってあげたいな
風ねっこのこどもたちはオトナの私たちが羨ましいくらい
素敵な体験しているな~と母ながら思います。
さぁ、あとは収穫祭だ~!
(Hiroko Ishizu)