もう二か月になるだろうか? かりにAさんとしおく。
余命半年で、都営住宅から家財を処分して、特養に入居
してきました。Aさんとは親しく話す仲になった。要介護
1で普通では入居できない(特養は4か5だといわれて
いる。私はちなみに2です)がもう行くところがないの
で、特別な処遇なのだろう?
Aさんの病気は、スキルス胃がんで進行が早く7月ごろ
から、食欲が落ち食べものを受け付けなくなっていた。
元気がなく、寝ている時間が多くなっていた。寝ている
時間は、声がかけられない。多分、抗がん剤を服用して
いてその副作用で寝ている時間が多くなっていたのだろ
う、当然食欲もない。そんな状況が2週間続いた月曜日
、Aさんの部屋の前の名札が消えていました。
もうちょっと話したかったのに。合掌。
ノーベル賞の季節ですが、画期的な治療法とか薬が
あっても末端にいきわたるまでには時間がかかることを
忘れないでほしい。がん細胞は恐い、オートファジー
さえも利用してしまうだろう。
今年も特養は「秋祭り」の季節になろうとしている。
もう、Aさんの顔は見れない。
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C3HB 63I0LAJ1
A50 森風海