うみかぜ通信

日々の記録

ある短歌

2014年01月06日 17時45分17秒 | Weblog
本年初めての朝日歌壇に、病気で長く寝込んでいる女性がそれでも君は僕の宝だと言ってくれる夫(恋人?)のことを詠んだ歌があった。
その短歌が私の心に引っかかった。

私が、風邪で熱が出ただけで、夫は「家の用事ができない女はいらない」と言った。

夫自身はは2度入院し、その都度数か月の休職をした。

なぜ、私は病気をしてはいけなかったのか、つらいときも家事を休んではいけなかったのか。

お産のあとも椎間板ヘルニアでも坐骨神経痛でも肺炎でも腸の手術をした日でも、そして3年前に今のクリニックにかかるようになってからも、なぜ、つらいときに夫は私を助けてくれなかったのか。

そしてなぜ…と考えると、私はいつも落胆する。
なぜって、夫はそういう人だから、それしか答えは見つからない。