うみかぜ通信

日々の記録

シアワセ

2007年06月30日 04時23分53秒 | Weblog

フェイジョアの実がなりました。
あまりにも風が強くオーニング(日よけ)を外したので、、
お部屋から外がよく見えるようになって、
ふと気づくと常緑の葉っぱの陰に2つ、3つ。
これから先、大雨や台風で落ちてしまうかもしれないけれども、
とりあえずは初めて実った果実に心温まるようなそんな気分。
パイナップルみたいな味がするんだって。
楽しみにして、大切に大切に育てます。。
この実と同じぐらいの、小さくて少~し蒼い私のシアワセでした。

鈴虫ちゃん

2007年06月24日 07時24分27秒 | 鈴虫ちゃん07

ちょっとは大きくなったでしょう、私の鈴虫ちゃん。
ようやく写真でも見える大きさになって、動きも機敏になってきました。
なんでまた、今年も鈴虫のお世話などしているのか自分でもよくわからないけれども、
毎朝餌を取り替えてやると、隠れ場所からひげをわさわさ揺らしながら集まってくるから、
それなりにかわいかったりもする。
たしかシロウトさんの川柳だったか俳句だったかに、
夏休みの自由研究のために子どもが飼い始めた虫の世話が、
いつの間にか母親の仕事になっていることを憂いながらも、
だんだんと虫に情が移っていく様子が書かれたものがありましたが、まさにその通り、
なんで私が・・なんて思いながらもせっせと世話をしています。


夏を元気に過ごす方法

2007年06月23日 04時38分45秒 | Weblog
昨日、久しぶり(2年ぶりぐらい)に倒れてしまいました。
麦茶を沸かそうとお水を入れたやかんをガス台に持って行こうとしたところで、
急に周りが真っ暗になって、気づいたらこけちゃってました。
お水だったからよかったもののこれがお湯だったらと思うとぞっとします。。
夜中に寝返りを打つときに体のあちこちが痛く、朝起きてみると足や肘が痛い・・。
なんとも情けないです。
夏を元気に過ごすために黒酢を飲んだり、お野菜食べたり、運動したりしてますけど、
それ以前の問題ですね、これは。。
2~3日前から体がとてもだるく、立っていても膝に力が入らないような感じだったのです。
老眼が出始めて視界がゆらゆらしたり、疲れていたりしたのも悪かったようです。
低血圧だと指摘されたのが15,6年前、
病院で足に麻酔をかけるために血圧を測ってもらう時、
看護師さんが何度も首をかしげながら測りなおして、
「あなた、今までなんともなかった??」
たしか、上が85ぐらいしかなかったと記憶しています。
昇圧剤を飲んだこともありますが、
急に視線を動かした時に目の前が真っ暗になり、たくさんの小さな光がピカピカするので、
お医者さんの指示でやめました。
命に障ることはないけれども、夏に日盛りを歩かないように言われ、すっかり夜行性に。
平年よりも暑いといわれている今年の夏を乗り切るためにはどうしたらいいか、
先が思いやられます。

癒しの一葉

2007年06月22日 06時19分56秒 | Weblog

いやな話題ばかりは書きたくないので、今日の写真は少々ピンボケですが超キュート。

ひな鳥のくちばしの端が黄色いのは親鳥の母性本能をくすぐるためでしょうか。
仔犬や仔猫がかわいく生まれるのは親にお世話をしてもらわないといけないためで、
生まれてからすぐに巣を離れ、独り立ちしていくワニやトカゲなどの爬虫類は、
サイズが小さいだけで、お世辞にもかわいいとは言えない容姿です。
セキセイインコを飼っていてヒナが生まれたことがありますが、
インコのくちばしの端は黄色くはないです。
それにしてもツバメのヒナの横一文字の大きなくちばしはとてもかわいい。
親鳥でなくても私でも、母性本能をくすぐられます。

食の安全Ⅱ

2007年06月21日 05時58分11秒 | 暮らし

冷凍食品用の中国産ピーマンから殺虫剤のピリメタニルが基準値を超えて検出されたとして、
厚生労働省は20日、食品衛生法に基づく検査命令を出した。


中国産の製品については以前から毒物などが混入などが世界的に問題となっていましたが、
いずれも私の生活には関わりのない物ばかりだと思っていました。
子供用風邪シロップやドッグフード、練り歯磨きなどで、
日本国内では流通していないものが大半だという意識からでした。
今回、ピーマンから殺虫剤が検出されたことは少々気になります。
スーパーのには中国産の食品が数多く並んでいます。
先月、市内にディスカウントスーパーがオープンし、
その価格破壊とも受け取れるような安値感にどんな物が並んでいるのか出かけたことがありますが、
ワイシャツ1着が298円、靴下1足70円、缶入りのお茶が1本35円・・、
ま、この辺は人体にさほど影響はなさそうなのですが、
1袋に7~8個入った乾燥しいたけなど、普通は400円~500円しそうなものなのに98円、
うなぎ1尾298円、これは驚いたことにタレのついた蒲焼の状態で
発泡スチロールの箱の中に山積みにされており、
自分でトングではさんでビニール袋に入れるのです。
自社ブランドのウインナー200g入り150円・・、
こうなってくるとその安さに嬉しさよりもだんだん引けてきます。
店内を回ってチェックしてみると、
“安い!”と感じるものの大半は自社ブランドか中国産(製)のもの、
国内メーカーのものはそれほど安くはありません。
200g150円のウインナーを1袋買ってみましたが、加熱すると中身はほとんど脂身のようでした。
元の形が見えない加工食品はどんな物が入っているかわからないのでこわいです。

今になって“中国産の食品が危ない”と騒いでいますが、
だったらなぜ、日本は自分たちの農業を棄ててしまったのでしょうか。
私は家庭菜園をしますし、実家の父は100坪の畑を作っています。
農作業が手間がかかる割には報われないことはよくわかります。
国が国内でまかなえるはずのものでも大量の輸入を認め、販売業者が廉価で販売する、
消費者が目先の価格に釣られて輸入品ばかり買うから、国内の産業が廃れてしまう、
これは私たちが家庭で調理をせずに、出来合いのおかずを買うことと同じです。
その行き先が今回の冷凍コロッケの騒ぎではないでしょうか。
人の暮らしぶりや価値観ははさまざまです。
利便性を買うか、安全を買うか、それはひとりひとりの判断でしょうが、
ここ数年の食物についての報道を見ていると、
私たちは間違った道を進んできたような気がしなくもないです。
最近の食に疑問を感じる人たちの間で、
パンやお菓子だけではなく、味噌やお醤油といったものから手づくりすることが
見直されてきていることも事実です。

北京オリンピックにはおコメやお水まで持参しなくてはならないのかもしれません。

食の安全

2007年06月20日 06時23分39秒 | 暮らし

ずっと以前に講読していた雑誌に、ある著名人の男性(名前失念)の手作りコロッケが紹介されてました。
それがあまりにもおいしそうで、作り始めたのがわが家の手づくりコロッケ。
ひき肉がないときには焼き豚やハムを代用し、
冷蔵庫の大掃除を兼ねてピーマンやニンジン、刻んだゆで卵を入れたり、
じゃがいもにさつまいもやかぼちゃを混ぜると甘みが出ておいしいです。
手の上で形を整えるので、小判型というよりは手のひらサイズのほぼ円形、
市販のものと違ってずっしりと重く、その割にはたくさん食べられるのでいつも多めに作ります。
ゆで卵を入れたものは冷凍させると白身が硬くなっておいしくないので、
一度に食べきれる量にします。

今朝の朝日朝刊の胸の悪くなるような記事。
北海道の卸会社が豚肉を使ったひき肉を「牛ミンチ」として出荷し、
それで作られたコロッケが生協で販売されていた、それだけならまだよかったけれど、

腐臭を発するような肉を仕入れた後、殺菌処理をしたうえ、
牛肉に見せかけるため家畜の血液で赤く着色して使ったこともあった。


これが事実だとすると、このミンチで作られたコロッケは
もはや人間の食べるものではありません。
当然だといえばそうなのかもしれませんが、
この食品加工卸会社がそんなことができたのは、
結局はどこの誰の口に入るかわからないものだから、良心がとがめることもなかったのでしょう。
自分の家族にはたぶん、そんなものは食べさせられないでしょうから。

共同購入というのがいやで、私は生協は利用してはいませんが、
生協で取り扱う食品といえば「安全」だと思われているはずです。
こうなってくると、自分の目で確かめて自分で作ったものしか、安心して食べられません。
だけど、手作りコロッケを作るにしてもスーパーで“牛ミンチ”やじゃがいもを買ってくるしかなく、
それらのものが安全でなかったとしたら、
100%自給自足の生活でもしない限り、どうしようもないです。
私たち消費者が業者を信頼するしかないとしたら、
その信頼に応えられるよう、業者も実直であってもらいたいものですが、
どうも特に食品関連の業者はいい加減で困ります。
生のお野菜などと違って、元の形の見えない加工食品には充分注意しないとなりません。

夏に向かって

2007年06月18日 05時22分27秒 | Weblog

ゴーヤの花が咲いてました。
雄花のようです。
ほんとうはリビングの窓の前に5株ぐらいを植えて、緑のカーテンを作りたかったのですが、
ウッドデッキを造ったりして狭くなったので、駐車場のフェンスにネットを張って這わせています。
夏にゴーヤやヘチマ、朝顔などの植物を窓辺に這わせることは直射日光を遮り、
室温を下げる効果があって、冷房代が少なくなるそうです。(詳しくは“こちら”)
そう考えると、人が住んでいないような古い建物の壁一面に
ツタが絡み付いているのを見かけることがありますが、
あんな建物の中は涼しいのでしょうか。
植物の1本1本の茎の中を水が通っているので、天然のラジエーターかもしれません。

吉田兼好の「徒然草・55段」“家の造りやうは”には

家の造りやうは、夏をむねとすべし。
冬はいかなる所にも住まる。
暑きころわろき住まひは、
耐へがたきことなり。

(訳:家は夏の生活を基準に造るのがいいのです。
冬はどんな所にも住めるものですから。
暑い時期に、住みごごちが悪いのは耐えられません。)

と書いてあります。
夏の気温が高くて困るのは地球温暖化が言われる最近のことのように思われがちですが、
兼好の時代にも温暖化であったことが、その時代の樹木の年輪からわかっているそうです。
エアコンも扇風機もなかった時代に暑い夏を過ごすことは、さぞ大変だったことでしょう。

私が子どもの頃は軒下に竹を格子状に組んで朝顔を植えているのを見かけましたが、
あれも日除けや窓を開け放つ時の目隠しの役割だったのかもしれません。
電化製品が普及して、私たちの暮らしはとても便利で快適になりましたが、
夕涼みをしていた縁台とか打ち水とかの情緒のある物は消えていってしまいました。
風鈴ですら最近は近所迷惑になるので吊るすことははばかられます。
これは風の強い日や夜中にも吊るしっぱなしの非常識な人がいるせいでしょう。

梅雨に入ったものの雨はほとんど降らず、毎日干天が続いています。
ラニーニャ現象で梅雨は少雨、夏は猛暑、というのは当たるのかもしれません。

責任 Ⅱ

2007年06月16日 05時46分12秒 | 暮らし

私はこのブログに自分の感じたことや考えを書くとき、
たとえ100人のうちの99人が私とは別の考え方であったとしても、
私がほんとうに感じ、ほんとうに思ったことを書きたいと思っています。
しかしながら、このブログに日々社会で論じられている諸問題について書いたとき、
はたしてそれが、世間一般の考え方に沿っているかどうか、
私が書いた記事が世間に批判されることなく受け入れられるかどうか、
そういったことが気になってしまうことがあります。
これはまだ、私が砂粒のような小物であるということで、よくないことだと思います。

こういうことを書く気になったのは、私がこんにゃくゼリーについて書いた、
14日の“責任”という記事のことであります。
こんにゃくゼリーを喉に詰まらせてなくなった方がおられるけれども、
それは自己責任ではないだろうか、という私の率直な気持ちを書きました。
しかしながら、書いた後になって、
ご家族を亡くされた方に対してあまりにも冷淡な記事ではないか、
ご批判を受けることになるのではないか、と悩んだのですが、
今朝また、Yahoo!トップにこんにゃくゼリーについてのニュースが出てました。
三重県伊勢市で小学校1年生の男児が
学童で出されたこんにゃくゼリーを喉に詰まらせて亡くなったことについて、
両親が伊勢市と製造元を提訴するという記事でした。
ここで、こんにゃくゼリーの事故についての「国民生活センターのページ」をリンクしておきます。
このページに書かれていた兵庫県の男性の例を見ますと、
ペースメーカーの手術後自宅で療養中で食欲がなかったために、
ご家族がこんにゃくゼリーを1/4に切って食べさせたところ喉に詰まらせ亡くなられたということです。
また、“こんにゃく入りゼリーによる死亡事故一覧”の表を見ますと、
被害に遭われた方々の中に1~2歳児や80歳代の方が複数おられます。
これにははっきり言って大変驚かされました。
こんにゃくゼリーは弾力があって噛み切りにくいので、
小さな子どもや病人、高齢の方々の食べるものではありません。
幼児食、病人食ではないのです。
また、このような方々はたぶん自分ひとりでそれを食べられる状況にあるとは考えにくいので、
おそらく周囲におられるご家族が食べさせたのだと思われます。
これは介護者、保護者の無知からくる事故だと思います。

製造メーカーに落ち度があるとすれば、
“こんにゃくゼリー”といういかにもお菓子かデザートのようなネーミングが、
消費者に誤解を与えているのではないかと思います。
こんにゃくゼリーは寒天やゼラチンから作られた一般のゼリーのように、
舌で潰して飲み込めるようなものではありません。
“味付けこんにゃく”もしくは“風味こんにゃく”といったように、
“こんにゃく”という食品であることをもっと周知させれば、
幼児や療養者にこんにゃくを与える家族は減るかもしれません。
私はお誕生会のピアノ伴奏をするために老健施設を訪れることがありますが、
施設の冬場の献立でおでんが出されることがあっても、
こんにゃく、しらたきは義歯を使っていたり咀嚼力が不十分であったりする高齢者の場合、
窒息の原因になることがあるために供されていません。
お礼として一緒に食事を頂くことがあっても、
すべての食べ物がことのほか気を遣って綿密に吟味されて調理されています。

こう考えてみますと、
先日の記事でも書きましたようにこんにゃくゼリーの事故は、
その形状や包装容器などに明らかに事故を招くような瑕疵でもなければ
やはり消費者の自己責任ではないだろうかと私には思えるのです。
消費者の側が知識が乏しく、不用意に使用方法を誤って事故につながった場合に
企業側の責任を問うのは“消費者過保護”であって、
それが社会の傾向として定着してしまえば、
小さな物にしても大きな物にしても製造業に関わる企業は賠償金の呪縛にがんじがらめになって、
おちおち物などつくってはおられなくなってしまうかもしれません。
こうなってくると、ただ商品を売るためのものではなく、
消費者が商品に対する正しい知識を身につけられる啓蒙のようなCMが、
新聞、テレビなどにおいて行われる必要もあるでしょう。
こんにゃくゼリーのメーカーに改善することがあるとすれば、
今以上に正しい知識の普及に尽力することではないでしょうか。

最後に、伊勢市の学童保育での事故の場合は学童の職員の責任であり、
任命者である市が責任を負うべきでしょう。
小さな子どもを保育する者として情報量が足りなかったと思います。


鈴虫ちゃん

2007年06月15日 09時32分15秒 | 鈴虫ちゃん07
カブトムシ用の木を入れてやっていたら、木にカビが生えてきたので炭と取り替えることに。
去年は目をしょぼしょぼさせながらでも何とかお世話ができたのに、
今年は+1.00の老眼鏡が必要です。
黒ゴマぐらいの大きさで、写真に撮ってもたぶんよくわからないでしょう。
ひげが動いているので、かろうじてそこに鈴虫ちゃんがいるということがわかります。
何だか数が少なく、数匹しかいないような気もするけれど、
木をケースの中で持ち上げて、木に止まっている鈴虫ちゃんたちを
ティッシュの端っこで払い落としていたのですが、
昆虫ゼリーを入れるために木にあけてある穴の中に
真っ黒になって鈴虫ちゃんが集まっているのを見つけてちょっとびっくり・・。
人口密度はかなり高そうです。
こりゃまた去年のように別のケースに分家させなければ。

ところで私が鈴虫飼育の参考にしているのが“スズムシ育成日記”というサイト。
これが朝の9時の段階ですでに34件のアクセスがあり、昨日のトータルは292件、
私のこのくだらないブログなど到底足元にも及びません。
それだけ鈴虫は人気があり、飼育している人が多いということでしょうか。
たしかに電子音などの騒音が洪水のようにあふれている現代社会では
鈴虫のような自然の音色には癒されることは間違いありません。

鈴虫レポートは随時お伝えしていきます。