うみかぜ通信

日々の記録

カラダスキャン

2007年02月28日 12時32分09秒 | 健康
“カラダスキャン”の測定結果です。(これが結構おもしろい)
30日前と比べて、体重が1kg、体脂肪が0.8%、BMI値が0.5減って
骨格筋率が0.3%UPです。
ま、これらの数値は1ヶ月のうちにも毎日増減するので、
最初に計り始めた日と比べるとどうなってるのかわからないけれども、
(メモリーが7日前、30日前、90日前としか出ないので)
減るべきものが減り、増えるべきものが増えているんだからいいんでしょう。
でも内臓脂肪レベルと体年齢は変わらないのです・・。
体年齢をいちばん減らしたいのにね。
人の体って不可解ですよね。
1時間ぐらい山歩きをしてくたくたに疲れて体重測ってみると400gぐらい増えていて、
な~んにもしなかった次の日に600g減ってたりする。
これは“疲れが溜まる”というものでしょうか。
凝り始めるとキリがない私、“カラダスキャン”にすっかりハマっています。

タミフルについて

2007年02月28日 05時19分19秒 | Weblog

とても寒い朝です。
風が強く山が鳴っています。

インフルエンザ治療薬“タミフル”を飲んだ後に
高所から飛び降りたり、車道に飛び出したりなどの異常行動を起こして
命を落とした中高生がいるにもかかわらず、
柳澤厚労相はタミフルと異常行動の因果関係がはっきりしないということで、
“注意喚起は行わない”そうです。
因果関係がはっきりしなくても疑いがある以上、早めに注意するよう呼びかけて、
被害の拡大を抑えるようにしないと血液製剤事件の二の舞です。
何ら教訓が生かされないのがこの国の常ではありますが・・。
鳥インフルエンザが国内で発生し、新型インフルエンザの流行が懸念されている今、
唯一のインフルエンザ治療薬である“タミフル”はこれから先金の卵を産むニワトリかもしれません。
そこに何らかの策略が働いていて、“タミフルは危ない”と言えないのではないですか。
“タミフル”で誰かが得をしてはいないですか。
少数の特権者の利益を優先させることが、多くの人たちを苦しめることになるのは
いままでに多くの例を見ています。

“タミフル”は2000年に認可され、おもに子どもを中心に処方されてますが、
それ以降インフルエンザで亡くなる人の数は減ったでしょうか。
“タミフル”が認可されるまではインフルエンザには治療法はなく、
自然に解熱するまで4~5日間を安静にするだけでした。
発熱と言うのは体の防御反応で、体温を上げることで体内に侵入したウイルスを殺すらしいです。
薬で安易に熱を下げることでかえって悪い影響が出ることもあるでしょう。
熱があるときは両方の腋の下に氷枕をはさむとか、
ゆるくしぼった濡れタオルで体を拭くとかして様子を見ることもできます。
それから、“タミフル”を飲むことでインフルエンザの免疫がつかず、
将来何度も感染を繰り返し、結果的に大流行を呼ぶことになるかもしれません。
私の個人的な意見としては、“タミフル”はすぐにでも熱を下げる必要がある患者、
たとえば受験生だとか大事な仕事のある人に限って処方すべきで、
リスクを負ってまで子どもに飲ませる必要はないと考えます。

また、“タミフル”の異常行動は日本人に限定されているようで、
私はこれを、日本人の多くが持っている、
アルコールをうまく分解できない遺伝子に関係あるのではないかと思っています。
“お酒に弱い人”はアジア系、特に日本人に多く、(私もそうです)
異常行動、というのが飲酒後の酩酊期・泥酔期に似ています。
子どもに多い、というのも普段アルコールを飲まないからではないでしょうか。

それから、まさかとは思いますが、
“タミフル”は中国原産の香辛料“ハッカク”から精製されていると聞きましたが、
“ハッカク”と形も香りもよく似た“シキミ”の実を間違って使ってはないですよね・・。
“シキミ”の実は有毒で、呼吸障害や循環器障害、昏睡状態などになって命を落とします。

薬には副作用がつき物で、薬を飲むときには効果と副作用を天秤にかけ、
どうしても飲まなければならないときにだけ飲むようにしないと、
ほんとうに重篤な病気になったときに薬の効果が思うように上がらないということもあります。
抗生物質でさえ1度処方された3日分を飲むことで寿命を3日縮める、と思っていないと、
“薬漬け”にされてしまいます。

真夜のひとりごと

2007年02月27日 23時14分11秒 | 落書き
バスタブにお湯をいっぱい張って、草津の湯という入浴剤を投入、
畳の目を数えるように少しずつ日脚は長くなってはきてるけれども、
やっぱり夜になると気温が下がるので熱いお風呂が恋しい。
冷えた体の中を温もりがゆるゆると巡り始めると、心がほぐれてくる。

晩ご飯のあとにりんごをむいて娘たちと食べて、
ローズヒップのワイン色のお茶を飲んで、
バラエティー番組に少し笑って、
なんでもない普通のことが幸せだと感じます。

なんだか・・。
やっと全部終わったという感じ。
いつまでも引きずるのはイヤだったのです。
やっと長い間のしがらみから解き放たれたようで、
これでやっと、フォルダに鍵がかけられます。
これでいいんだと思いますよ。。

盲導犬遺伝子バンク

2007年02月26日 04時52分52秒 | Weblog

寒いと思ったら畑一面に真っ白な霜が降りてました。
お部屋の温度は9℃です。

昨日の朝日朝刊から。

帯広畜産大の鈴木宏志教授(家畜生命科学)らのチームは4月から、
犬の性格に関わる遺伝子を解析し、盲導犬に適した犬の遺伝子情報などをデータベース化すると同時に、
精巣や卵巣などの組織を凍結保存する世界初の「バイオバンク」を始める。


盲導犬は訓練前に去勢・不妊手術を受けるために
盲導犬として優秀な犬だと分かった時には子どもを作ることができないので、
「優秀な遺伝子」を保存しておいて繁殖させ、盲導犬不足を解消する目的だそうです。
これは視覚障害で盲導犬を必要とされている方々には福音でしょう。
凍結保存していた精子での人工授精、出産も既に成功しているそうです。

しかしながら、凍結卵巣組織を別のメス犬に移植し、仔犬が生まれるかどうかを経過観察している、
というのは行き過ぎではないでしょうか。
少し前に「女性は子どもを産む機械」という柳澤厚労相の発言が大変な騒ぎになりましたが、
他の犬の卵巣まで移植されて仔犬を産まされるメス犬は「優秀な盲導犬を産む機械」ですか?

人間は自分たちを地球上のあるゆる生命体の王として君臨していると
勘違いしているところがあると感じます。
自分たちの快適な生活、医学などの進歩のために、
本来ならば神にしか許されていない生命の領域にまで、
その不遜な手を差し入れようとしているのはないでしょうか。

アメリカでは刑務所の服役囚が社会更正のプログラムとして盲導犬を育成している、と聞きます。
盲導犬の育成には高額なお金がかかるようで、
動物病院の受付やコンビニのレジに募金箱が置かれていたり、
街頭募金も盛んに行われていますが、
この記事のように最先端技術の開発にはたぶん、国から高額な研究費の補助が出るのではないでしょうか。
人はなぜ、先へ先へと進むことばかりを考えるのでしょう。
何年か先に確立されるであろう技術に対する多額の補助よりも、
今、盲導犬を必要とされている方々にできることはありませんか。
広島の犬や崖っぷち犬など“ブランド大好き”な心の貧しい国民が暮らすこの国では、
所詮盲導犬もラボか工場で大量生産しないことには追いつかないのでしょう。

わが家の犬はブリーダーさんに飼われていた繁殖用の犬で、
4歳8ヶ月でリタイヤしてわが家にやってきました。
私たち家族にはしつけの入った成犬からの世話が向いていました。
この先もしもまた犬と暮らすのなら、
私は盲導犬をリタイヤした犬のお世話がしたいと思っています。


北帰行

2007年02月24日 06時50分42秒 | Weblog

ツルの北帰行が始まったそうです。
ツルは生涯一夫一妻を貫くといわれています。
数年前にあるテレビ局が日本で越冬中に妻を亡くしたツルの家族を観察してました。
妻はある日突然、夕方になっても家族の元に戻らず、
春の気配が訪れ、群れが徐々に北帰行を始めても夫は子どもとともに妻を待ち続け、
仲間がみんな飛び立って最後の一家族になっても、妻が戻るのを待っていました。
その間にも季節にせき立てられ、ようやくあきらめた夫は子どもを連れ旅立ちます。
ひと冬を過ごした水田の上を戻らぬ妻を捜すように何度も旋回して、
子どもと一緒にシベリアへと向かいました。
その姿があまりにも悲しく美しく、ツルの深い愛情に胸が熱くなりました。
ところが、翌年、また同じ場所に越冬に訪れた夫のツルは、なんと若くて新しい妻を連れていたのです。

今朝の朝日別刷に「夕鶴」が載っていました。
「夕鶴」は学生時代にハマったことがあるので時として懐かしく思い出されます。(“つうのための断章”)
カネに目がくらんで欲望の虜になってしまったあげくに、
約束まで破ってしまった男を悲しみ、飛び去ってしまうつうの姿は、
「夕鶴」が発表された当時は男の犠牲になった哀れな女として涙で読まれたかもしれませんが、
現代ではヒモみたいな男から逃げ出して、めでたしめでたし、かもしれません。



正しい答え

2007年02月21日 07時01分25秒 | Weblog

この写真は失敗ですね・・。
船がビルを載せて走っているように見えてしまいます。
これも同じ日に同じ場所で写したもの、
コンテナ船ですがやっぱり遠景のビルのせいでごちゃごちゃしています。

最近はとても暖かい日が続いていて、来月早々にも桜が咲くのではないかと思います。
美容院と病院に行こうと思いながらも、雨が降ればうっとおしいし、
お天気がよければ家中の大掃除をしたり、犬と出かけたりで忙しいし・・。

退屈だから年甲斐もなくカード占いなどしてみました。

心で見る It sees from the bottom of its heart.

目ではなく、心で見ましょう。
そうすれば、本当に大切なもの、そうでないものを誤ることなく見分けることができます。
 
物事の表面だけで判断することは、非常に危険です。
人や物、すべてのものを見た目が良いから、名が知れている会社に勤めているから、
経歴が素晴らしいからといったことで判断すると大事なことを見誤る
恐れがあります。
そのようなことで何かを判断したり、結論を出すのではなく、心を判断する基準にしましょう。
たとえば、相手が人なら、一緒にいると心が安らぐから、
物なら気持ちが豊かになるから
といったような、
自分の感情やフィーリングを判断基準にするのです。
もちろん、心でする判断は、他人とは違った評価になるでしょう。
それが、当然です。
しかし、他の人にとってはどうであれ、
あなたの心で判断したことが、あなたにとっては正しい答えなのです。


この“エンジェルメッセージカード”はある意味当たっていることが多いですが、
これは半分当たり、半分ハズレ、っていうか、
相手を表面だけで判断することは私は一番キライだから、それはしたことはないです。
だけど、相手の心地よい言葉ばかりを拾い集めていたことはあったかもしれない。
振り返ってみると楽しいことばかりではなく、つらい思いをすることのほうが多かったのに、
つらいときには優しい言葉を反芻してみて、
それで傷を覆っては自分をなだめてたのかもしれません。

写真の船がビルを載せて走っているように見えるように、
私には実際とは違ったものが見えていたのかもしれない。
そうですよね、今、私が気付いていることがたぶん真実、
私の心で判断したことが私にとって正しい答えなのでしょう。






タンポポの話

2007年02月18日 08時29分27秒 | Weblog

タンポポは地面に葉っぱを張り付かせて、寒い冬を乗り越え、
風の強い温かな日に茎を立ち上げて綿毛を飛ばすのだそうです。
この時季にタンポポの綿毛をあちこちで見かけるということは
花は、年が明けてすぐぐらいの寒い時期に咲いたのでしょうか。

何年か前に外来植物の調査の手伝いをしたことがあって、
“ひっつきぼ”と呼ばれる“センダングサ”とともに、
カンサイタンポポ、シロバナタンポポ、セイヨウタンポポの分布について調べたことがあります。
外来種のセイヨウタンポポは染色体を3セット(3n)持っていて、
単為生殖で種子をつけることができる(花粉がなくても種子ができる)ので、
花粉を運ぶ虫の少ない都市部でも繁殖でき、
綿毛のパラシュートの部分が在来種よりも大きく種子が小さく軽いので、
種子を遠くまで飛ばすこともできます。
つまり繁殖力が強く、都市部中心に広まっていることから都市化の指標生物になっていて、
そのために分布調査が行われることが多いのです。
将来環境の変化などで虫が少なくなったり、農村の都市化が進んだりした場合でも、
在来種に代わって外来種は生き残れるでしょう。
それから、最近では突然変異でセイヨウタンポポの花粉の中に染色体数がnや2nのものができると、
在来種のタンポポがその花粉と受粉して、外来種との雑種が見られるようになり、
生態系のかく乱とは別に遺伝子の汚染も心配されています。

この写真のタンポポは花を見ていないのではっきりとは言えませんが、
葉の切れ込みが浅いので、在来種のカンサイタンポポだと思います。
カンサイタンポポが冬に花を咲かせるのは珍しいです。
日当たりのよい土手などではシロバナタンポポの花も見られます。
それだけ今年の冬は暖かかったのでしょう。

豆乳ちゃんこ鍋

2007年02月17日 18時49分38秒 | おいしいもの

先日、行きつけのスーパーの懸賞で当たった“ちゃんこ鍋セット”が今日届きました。(祝・当選?!
武蔵川部屋の豆乳ちゃんこ鍋4人前、こんな感じで冷凍クール便でやって来ました。
具材はエビ(オーストラリア産)、宮崎県の日向地鶏(ガンバレ宮崎県!)、
豚ロース肉(鹿児島産)、鶏つくね(国内産)、うどん、それからイタリアンポテトニョッキなど。
お野菜などを買い足さないといけないんじゃないかと思ってましたが、白菜もたっぷり入っています。

凍ったままの豆乳鍋つゆを火にかけて、沸騰直前に凍ったままの具材を入れて煮ます。
おうどんとニョッキは先に別鍋でゆでておきます。
ユズ風味唐辛子の薬味がついてますが、これがいいニオイだけれどとても辛い。
はっきり言いますと、とても薄味で健康にはいいのかもしれませんが、
私としてはお醤油かお味噌の濃い味のちゃんこ鍋の方が好きですね。。
でも、白菜がとてもきれいでシャキシャキだったし、おうどんもニョッキもおいしかった。
これを見て「食べてみたい!」と思った方、Yahoo!ショッピングに同じ商品があります。
武蔵川部屋ちゃんこ鍋セット」2人前・3,780円(税込)。

今日は鍋物を食べるには少しあったかすぎましたね・・。
地球温暖化が進むと冬の鍋物もできなくなるかもしれません。

雨いろいろ

2007年02月17日 06時18分23秒 | Weblog

雨になりました。
せっかくの休日に雨が降ると、なんとなくもったいないような感じがしてしまうのですが、
こないだの3連休は3日間とも晴天だったし、最近歩きすぎのような気もするので、
これも神さまが与えて下さった休息だと思って、感謝してゆっくり過ごします。
犬は恨めしそうに窓からお庭を眺めてますけどね・・。
晴れの日を“いい天気”、雨の日を“天気が悪い”というのはなぜでしょう。
農耕民族の日本人にとっては、晴れの日も雨の日も大切であると思うのです。
近年の異常気象のように干天ばかりでも集中豪雨でも困るわけで、
数日ごとに晴れたり曇ったり雨が降ったりすることが均衡が保たれていていいのでしょう。
この時季は“芽吹きの雨”、“慈雨”などと表現されて、
冬の間に眠っていた草木の芽が潤い育ち始めるための大切な雨です。

日本語はとても繊細で美しいもので、雨に関する言葉も多くのものが見られます。
たとえば、霧雨、小糠雨(糠雨)、小雨、時雨、驟雨、夕立、慈雨、涙雨、天気雨、
通り雨、スコール、大雨、豪雨、
春雨、秋雨、秋時雨、秋入梅、液雨、送り梅雨、帰り梅雨、戻り梅雨、梅雨(五月雨)、
緑雨、喜雨、氷雨、風花、淫雨、長雨・・
日本人が昔から日常生活の中で折々の自然を愛でながら暮らしてきたために、
これほど多くの言葉が生まれたのだと思います。

何か特別な日を思い出すときに、長い歳月を経て細かな情景は忘れてしまっても、
その日のお天気だけははっきり思い出せることがあります。
これは、日本人が子どもの頃の夏休みに毎日お天気調べの宿題をしたり、
日記の日付欄にお天気を記したりする習慣があることと、
特別な予定のある日にはお天気がことのほか気になるからでしょう。
たとえば、卒業式や結婚式の日のお天気や子どもが生まれた日のお天気は覚えていますか。
その日に雨が降っていても晴れていても、
お天気はいろんな思い出を貼り付けてあるアルバムの台紙のようなもの、
懐かしく振り返る日々の中でも晴れたり曇ったり、淡い感傷をそっと添えてくれます。

時 間

2007年02月16日 04時09分43秒 | Weblog

季節が逆戻りしたような寒い朝です。
空気がパリパリに張り詰めていて、ガラスみたいに割れそうです。
今朝のコーヒーはインスタントではなくパーコレーターで淹れました。
コポコポと沸いている間に、きれいなモーブの空を見たのですよ・・。
だんだんとお部屋の中にコーヒーの香りが漂い始めて、
ゆっくりと私の朝がやって来ます。
誰も起きていないこの時間が好きですね。
生まれたての朝を独り占めしている贅沢な気分です。

写真は何だか正体不明の謎の要塞のようなもの。
信号所かも。
宮崎アニメに出てきそうな感じですが、たぶん戦争の時に使われていた建物でしょう。
小さな窓には厳重に格子が入れられて、
幾重にも絡みついたツタが時間を封じ込めているようです。
街が古すぎて、明治大正時代からの骨董品のような建物があちこちに残っています。
昼間スーパーでお買い物をしているのはお年寄りばかり、
私が暮らしている町はたぶん他の所より時間がゆっくりと流れているようです。