うみかぜ通信

日々の記録

走馬灯

2013年12月11日 13時04分39秒 | Weblog
12月になって、先月11月の体調の良さや気分の爽快感がまるで嘘のように精神的に落ち込む日が続いている。
20年以上も前のもうとっくに忘れていたはずのいろいろな出来事が1日中走馬灯のように途切れることなく頭の中を回り続け、私の心を苛む。
医師は私の記憶が心を閉ざしてしまっているというが、思い出す私が悪いのか。

たぶんきっかけは長女が妊娠したことだろう。
それで、私自身のときのことをあれこれ振り返ることが多くなり、夫や義母から言われたことされたことが頭の中に蘇ってくるのだ。
誰も助けてくれる人も相談できる人もおらず、私の子育ては地獄だったなと今思う。
それでも2人の娘はかわいいし、今となっては唯一の相談相手でもあるし。
辛かった時間があるから子どもの成長は私にとってこの上もない喜びで、卒業や結婚や進学などでその都度心から安堵することになるんだけれども、兄嫁は兄嫁で地獄のようだった私の子育てを知りもしないで、幸せだけをねたむ。

私の子育て、あれはいったいなんだったんだろう。
娘は里帰り出産をする予定だけれども、私の時のように夫は子どもが夜泣くと自分が寝られなくて困るから実家に帰ると言うのだろうか。
もっとも帰る実家とは縁を切られて帰ることもできないが。
疲れ果てて子どもが泣いても私がすぐには起きられなかったときに、足で私を蹴飛ばして「おい、泣いてるぞ!」と起こしたこと。
医師に「安産でした」と言われたことからことあるごとに「お前は楽をして生んだ」と言われ続けたこと。
そして、何よりも椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の激痛に苦しむ私に何の手助けもしてくれなかったこと。
お風呂に入れる30分前に座薬で痛みを止めて、サルのように赤ちゃんをお腹に抱えてお風呂に入れる私に夫がしてくれたことは、お風呂のドアを開けたままじっと見ていてくれたことだけだった。

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